2004 mokichi.com 全仕事
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 2004年のmokichi.comについて振り返る。
 この一年間、こっちのWebサイトは全然更新していないことに改めて気づかされる。せいぜいがfavoriteが随時、裏mokichi.comがちょぼちょぼで、特にcontentsのページは皆無…。昨年の反省として2004年こそは文章量を増やして、というのがあったはずなのだがそれがなされなかったというのは残念である。もともと人を集めることが目的のサイトではないのだが、それにしてもあまりにも読み物が少なすぎるとは言えよう。来年は、コミュニティーに関わるものはj-apartment.netに固め、こっちは個人的な情報発信のページとして固定してしまおうかと考えている。さて、今年度の私的おすすめはと言うと…。

2004 mokichiのお奨めゲーム

 今年は忙しかったので、全然ゲームをやっている時間がなかった。と言うか、プレステ2は突然コントローラーを認識しなくなってしまったのでさわってもいないし。まあ、DVDレコーダーも買ったので、そろそろお役ごめんだったのだが。かろうじてPCでやっていたゲーム「FINAL FANTASY XI」も、Web上での「FFXIときどき日記」での更新は3月16日を最後に更新していないし。確かそのあとも何回か起動はしていたのだが、アップデートに時間がかかって始まるまでに疲れてしまうのと、レベル上げの根気が持たないだろうと断念していたんだっけ(^^;あ、あと夏休みに一ヶ月限定でリネージュ2をやったっけ。来年も継続してゲームをやるりはちょっと無理っぽいかな。

2004 mokichiのお奨めCD 

 紹介したのは20枚。なんか勢いがつくと続々とCDを買ってしまうのだが、その割に一度しか聴かないものが多いな。無駄?

第3位 A LONG VACATION」 大滝詠一 (アルバム/ナイアガラレコード/CSCL1661)\1529 ★★★★★
 まあ言ってしまえば”回顧系”なのではあるが。なにせ20年も前に聴いたアルバム、あの頃の印象と違っていたらどうしようかとちょっと不安もあったのだが、それも杞憂だった。どの夏にもふさわしい夏のサウンド、まさにスタンダードと言っていいだろう。声質も歌も決していいとはいえないのだろうが、この聞き易さと耳障りのよさはどうだろう。たぶん10年後も、夏になればこのアルバムを引っぱり出して聴くことになるのだろうなあ。


第2位 「チキンライス」 (シングル/コロムビア/YRCN10071)\1050 ★★★★★
 クリスマスソングという季節ものの範疇に入るのだろうか。どういう経緯でCD化されたのか、どんな企画ものなのかは知らないが、これ、しみじみとして実にいい曲である。メロディーよりもやはり詞の内容が、ある程度年齢のいった世代にはたまらないのではないだろうか。逆に、イマドキの若い世代に対してどんなメッセージ性があるのかは大いに疑問で、この曲に人気が出る理由というのがわからなかったり。これは30代以上の人間が聴いてほろっとする、そういう意味合いの曲なのではないか。


第1位 「別れの時」 坂本サトル (シングル/LAPLAND GARDEN)\1200 ★★★★
この曲は”卒業”の雰囲気を伝えるスタンダードになるだろう。これほどいい曲なのに、それほど話題にならずに消えていったのが不思議なくらいだ。素人の詞のフレーズを組み合わせて再編したということだが、そのまとめ具合が実にどうもたまらない。本CDには3通りのバージョンが収録されているのだが、合唱バージョンが一番好きかな。



2004 mokichiのお奨め漫画

 今年も漫画ばかりよくも読んだものである。そのかわり、以前からシリーズで読んでいた作品を読まなくなったりもしたのだが。ビッグネームとなった漫画家の作品には安心感があるが、目新しさを感じないぶん飽きがはていたのも事実。それと今年は、コンビニで売っている総集編的な漫画本がずいぶんと隆盛していた気がする。価格の割にはページ数もあって読み応えがあり、これはこれからもブームとして続くだろう。

第3位 「げんしけん 5」 木尾士目 (講談社)\505 ★★★★
サブカルチャーとかB級とか、オタク文化流行りはまだまだ続く。この作品が掲載されているアフタヌーンというのもなかなかにマニアックだが、この作品の中で描かれている世界も、同人誌やサークルといった一般人にはあまりお目にかかれない世界である。アニメ化されたという話なのだが、いったいどんな層が観ているものか。作中ではそれぞれの登場人物の性格づけと役割がしっかり分担されていて、ラブコメというよりもルポルタージュのような雰囲気になっているのが面白い。劇中劇という入れ子構造の作りも、実にマニアックな。





第2位 「魁!!クロマティ高校 1(黎明篇)」 野中英次 (講談社)\390 ★★★★★
 なぜ5つも★をつけたのか、我ながら疑問も残ったりするのだが(笑)ギャグ漫画というジャンル、実に難しいと思うのだ。読者の年齢層や笑いの”ツボ”は千差万別、そのちょうどいい加減を見分ける術はどういったものなのか。本作はいろいろなメディアで絶賛されていたが、どうせ俺にはあわないと思って敬遠していたもの。たまたま試しに一巻手にしてみたらものの見事にハマってしまった。ただし、それもせいぜい3巻までくらいで、ギャグと”お約束”は練れてきてはいるが、最初の頃のような力技で笑わせるパワーはなくなっていってしまった。というわけで、10巻以降は買うこともせず。




第1位 「まっすぐな道でさみしい 5完」 いわしげ孝 (講談社)\514 ★★★★★
本作は漂泊の俳人・種田山頭火の生涯を描いた評伝である。彼が生まれてから没するまでを、句作とともに紹介しているのだが、それぞれのエピソードもフィクションとはいえ構成が巧みで句作に実によくマッチしている。ただ、いわしげ作品のつまらないギャグはもう嫌で嫌で(^^;それさえなければ、もっと重厚な雰囲気が出せるのに、といつも思ってしまう。種田山頭火は何年か前にブームになったが、自由律という俳句の形、現代では相田みつおに代表されるような絵手紙ブームに引き継がれているような気もする。著名人の評伝マンガとして今までよかったのは、谷口ジロー「坊ちゃんの時代」だが、本作もそれに続くくらいの出来である。





2004 mokichiのお奨めビデオ・DVD

 もうすっかりDVDの時代に入り、今年はVHSビデオは観ていない。また、自室のテレビが全然写りがよくないので、TV番組を視聴することはなくなってしまった。鑑賞したのが、そんな中、鑑賞したのが32本。なんだかんだいって、新作をその日のうちに買ってしまったりもしたのだが、今年はゾンビもののDVDがたくさん発売されて大喜びの俺なのであった。したがって、お薦めのDVDは3本ともゾンビものだし。

第3位 「ナイト・オブ・ザ・リビング゙ッド 死霊創世記」 (DVD/ソニーピクチャーズ/TSDD-12577)\3990 ★★★★
「ゾンビ」の第1作「ナイト・オブ・ザ・リビング゙ッド」の”正統な”リメイクといっていいだろう。作中人物の台詞にも出てくるが、すり抜けることのできる程度のスピードでしか行動できないゾンビなのだから。また、この監督がジョージ・A・ロメロのゾンビもので特殊メイクを担当しているトム・サビーニというのも、なんともいえない。オリジナルはモノクロB級映画なの゛が、今観ると確かにチャチな部分があるのだが、リメイクされたカラー版ではさのリアルさが増し、リメイクしがいがあったというものである。





第2位 「ショーン・オブ・ザ・デッド」 (DVD/ユニバーサル・ピクチャーズ/UJSD-39445)\3990 ★★★★★
年末ぎりぎりになって凄い作品がとびこんできた。これは、「ゾンビ」の”正統な”コメディーだろう。ロメロの創造したゾンビ世界の設定はそのまま引き継ぎながら、その範疇の中で立派にコメディーを成立させている。日本語吹き替え版もあるので、いちいち字幕を観なくていいというのも助かるし。しかし、これ、劇場未公開なのが不思議だ。これだけのクオリティーと面白さならば、劇場公開されていてもおかしくはないのだが。まあ、ある種マニアックな部分でしかウケないだろうけど。これは残酷シーンは一カ所しかないし、日本人にもわかるようなギャグがたくさんちりばめられているので、ぜひ多くの人に観てもらいたいものである。メイキングに出てきた監督のオタクっぽさも気に入ったし(笑)




第1位 「ゾンビ 米国劇場公開版」 (DVD/ハピネットピクチャーズ/BIBF-4666)\3800 ★★★★★
にとっては”バイブル”といっていいほどの存在である。このほどようやく完全版がDVD化されたと知ったときの嬉しさといったら(笑)なにせ、高校生の時に初めて観てすっかり「やられ」てしまい、以後25年近くも何度となく観てきたのだから。すっかり古くさく色あせてしまったように思われるものの、この感動と見終わった後のカタルシスは未だに変わらない。こういう映画に出会えたことを感謝しなければ。






2004 mokichiのお奨め本

 「趣味は読書」などと偉そうに言えない雰囲気になってきた。なんせ、今年一年間で読んだ本が32冊というていたらくである(^^;別に他に何かをしていたというわけではないのだが、年々読書にあてるゆったりした時間と精神的なゆとりがなくなってきているのだろうなあ。

第3位 ファイナルフンタジーXI ヴァナ・ディール公式ワールドガイドVol.1 電撃の旅団 (メディアワークス)\1800 ★★★★
だいたい、ゲームの攻略本が第3位に入るっていうのもどうかと(^^;あでも、この本、攻略本としての価値というよりも、それを作ったスタッフの個人的な考えや思惑がちらちらうかがえるようなところが気に入っていたんだよなあ、とか言い訳してみたり。せっかく攻略本を買った割には全然ゲームの方をしていないので、かえってタチが悪かったりするのな。




第2位 「津山三十人殺し 筑波昭 (新潮OH!文庫)\733 ★★★★
ずっと気になっていた本。ハードカバーで出ていたのを立ち読みしていたのだが、今度こそ買おうと思ったらなくなっていたのだ。こんな猟奇的でマニアックな本をほしがる人間が他にもいるなんて思いもしなかったんだけど。無事、文庫版を手に入れて、一気に読んだ。こういうノンフィクションというのは取材の確かさによってそのリアリティーに雲泥の差が出てしまうものだが、本作は実に丁寧に構成されていて、犯人・都井の心情に完全に添う形で追体験できるのだった。





第1位 「電車男」 中野独人 (新潮社)\1300 ★★★★★
話題の本、特に2ちゃんねる発ということで、ふだんだと絶対に食指の動かない類の本なのだが、たまたま買ってみて大正解。2004年度唯一の5つ★の評価にもなった。どこまでが真実でどこにフィクションが隠されているのかわからないが、それを疑いつつもこうやって読み通すことができるのだから、やっぱりたいしたものなのだろうな。これがたった一人によって企画されたフィクションだったりしたら、もっと凄いのだろうけど。メールや掲示板という形式を使った(あるいは装った)文学というのもジャンルとしては面白そうである。







 こうして2004年度を振り返ってみると、「面白いことは面白いが、取り立てて人に知らせるほどではない」という感じだったのであろうか。いろいろなものにお金を遣った割には、感動が足りない。年々その傾向も高まってきているような。来年は、自分自身からの情報発信の機会を増やしていこうか、などとも考えている。とりあえずblog?
(2004/12/31/14:00)


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