2003年に観たDVD、ビデオ、TV、映画
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38ブレインストーム★★☆☆☆
37ターミネーター3★★★☆☆
3613ゴースト★★☆☆☆
35オールナイトロング★★☆☆☆
34ハイランダー2☆☆☆☆
33VIRTUA FIGHTER 10th ANNIVERSARY★★★☆☆
32ゴジラ×メカゴジラ☆☆☆☆
31水曜どうでしょう サイコロ2★★★☆☆
30水曜どうでしょう サイコロ1★★☆☆☆
29リベリオン-反逆者-★★★☆☆
28ALIVE デラックス版★★☆☆☆
27MATRIXリローデッド★★☆☆☆
26少林サッカー★★★★
25X-MEN Double Feature★★☆☆☆
24機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争★★☆☆☆
23アカペラ港★★★★★
22雅楽戦隊ホワイトストーンズ★★★★
21TATARI★★☆☆☆
20サイレント・ランニング☆☆☆☆
19アニマトリックス★★☆☆☆
18ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ☆☆☆☆
17アンドリューNDR114★★★★
16火山高★★★★
15悪魔の墓場★★★☆☆
14ハリーポッターと秘密の部屋★★★☆☆
13ハイランダー 悪魔の戦士★★☆☆☆
12ハンニバル☆☆☆☆
11水曜どうでしょう・原付ベトナム縦断1800キロ★★★★★
10狼男アメリカン☆☆☆☆
09リターナー★★★★
08卒業旅行 ニホンから来ました★★★★
07スポーン☆☆☆☆
06シックス・デイ★★☆☆☆
05ヴァンパイア最期の聖戦★★☆☆☆
04トリック2超完全版 3☆☆☆☆
03バッドテイスト★★★☆☆
02バイオハザード★★★☆☆
01ブレイド2★★☆☆☆



「ブレインストーム」 (中古DVD/ワーナーホームビデオ/HP-57045) ☆☆☆☆ TOP
 機械的に他人の記憶を記録して体験できるという設定のSF。心臓発作で死亡した科学者の直後の記憶を追体験するシーンがあるのだが、古い映画らしくCGも具合よくショボい。実際に臨死体験した経験のある俺としては、やはりこれは一般にある死のイメージから抜け出していないな、という感想が。それと、アメリカ映画らしく神様が出てくると思っていたのだが、天使みたいなイメージにとどまっていたのがちょっと意外。

「ターミネーター3」 (DVD/東宝東和/GNBF-7001)\3980 ★★★☆☆ TOP
 劇場で公開されたのを見た人からは、結末がわかっていてつまらなかったとの声があったが、実際に見てみると退屈せずに無難な感じの仕上がりだった。映画自体の技術は向上しているのだが、それ故にどこか嘘くさい画が多いような気がして。無難にまとめられているなあ、というのが感想だが、きっとそれは無意味なラブシーンが排除されているからかも知れない。大ヒットひそしなくても、息の長い作品になるだろう。特典映像はNG集が一番。それと今回驚いたのは、タンクローリーの破壊シーン。どこにCGが使われているのかと見ていたが、まさか車両本体の全てずそうだったとは。女ターミネーターT-X役のクリスタナ・ローケンが昔の亜室奈美恵みたいに見えたのは俺だけか。

「13ゴースト」 (中古DVD/ソニービクチャーズ/TSDD-32043) ★★☆☆☆ TOP
 仕掛けのある幽霊屋敷に閉じこめられるという設定は、基本的に「TATARI」と一緒。特殊なメガネをかけたら誰でもゴーストが見えてしまうという設定は面白いし、ゴーストを捕獲して閉じこめておくという発想もいい。ただ、怖がらせたり驚かせる部分の見せ方は「ガバリン」みたいでもうひと工夫欲しかったかも。映像特典の中で12人のゴーストの由来まで設定を詳しく解説しているところは楽しい。ひさしぶりにCGに頼らない特殊メイクの技の冴えを見せられた感じ。

「オールナイトロングR」 (DVD/GPミュージアム/DMSM-5142) ★★☆☆☆ TOP
 あの宮崎勤事件の頃なせ真っ先に規制されそうな内容のビデオ。エログロ系のビデオというのはえてしてそうだが、特に日本の作品はあまり思想性を感じさせないのが、気楽でもあり、浅いところかも。引きこもりの少年が換金した女性を使って生体実験をするというこの作品、夢のある妄想シーンはなかなか狂気じみていていい。また、特殊メイクの面では、血糊の色や質感があまりにも本物に似ていて、ああ時代はここまで来たのだなあ、としばし感心させられてしまった。83分という長さとしてはまとまった感じだとは思うのだが、エロシーンが意味もなく長回しで、スプラッタムービーとして鑑賞しようとするとちょっと興醒めかも知れない。R15指定。

「ハイランダー2」 (DVD/HARAT/PIBF-7403) ☆☆☆☆ TOP
 やはり期待はずれだった続編。とは言ってもたいして期待していたわけでもなかったのだが。VERSUSの影響で前作ハイランダーを観て、続編があることを知っていたので、なんとなく探していたのだ。できれば中古で見つけたかったのだが。内容は、前作の設定をかすかにひきずっているくらいで、新しい気持ちで観ることはできる。ただ、バック・トゥー・ザ・フューチャーII「スター・ウォーズ」のパクリでしかない設定やシーン、カットが多いため、単なるB級映画の枠を出てはいないのが残念。ショーン・コネリーのコメディーな演技や相変わらずの悪役のはじけっぷりがいいだけにちょっと残念ではあった。

「VIRTUA FIGHTER 10th ANNIVERSARY」 (DVD/エンターブレイン/VF10th_MoD) ★★★☆☆ TOP
 バーチャファイターのソフトとセットで付いてくるDVD。どうせ開発者の回想等、プロジェクトXみたいにやるんだろうと期待せずに観たが、結構見応えがあった。内容は、バーチャファイターをゲームセンターの筐体でプレイしてきた有名なプレイヤーによる当時のシーンの回想であった。雑誌等で名前だけは知っていた人たちが当時どのような思惑でプレイしていたのかを振り返っていたのだが、これが足かけ10年間の歴史の重みを感じさせるものになっていて、意外にいい。俺がバーチャファイターをプレイしたのは、セガサターンを買って中古ソフトでしたのだが、10回もせずにその操作の複雑さに飽きてやめてしまったものだが、極めるといろいろと奥が深いものだなあ。今回10周年記念バージョンとして復刻版みたいなのを購入したことだし、暇ができた時にでもプレイしてみようか。

「ゴジラ×メカゴジラ」 (テレビ) ☆☆☆☆ TOP
 たまたま夕飯時のテレビでやっていたのでそのまま鑑賞。こんな機会でもなければ観ることはなかっただろう。メカゴジラが登場する作品は、(特に平成版ゴジラシリーズでは)なんだか対決に重点をおいた子供向けの作品ばかりという印象がある。ゴジラ自体の魅力というものが全然伝わってこない。今回も、首を真上に向けて咆哮する姿など格好いいゴジラになっているのに、そのカットはわずかである。怪獣プロレスか?特撮部分がさんなだから、本編も輪を掛けてつまらない。物語の設定自体の出来はいいと思うのに残念である。「機龍」というネーミングセンスは抜群にいいのに。

「水曜どうでしょう サイコロ2」 (DVD/北海道テレビ放送/HTB0007) ★★★☆☆ TOP
 これも地方発送(^^;で。前作よりもこなれた「サイコロ2〜西日本完全制覇〜」は、長距離バスの旅という誰にでもできそうな旅の形態の手軽さと過酷さをうまく伝えている。また、「水曜どうでしょう」定番となった長期(短期?)ロケシリーズの「オーストラリア大陸縦断3,700キロ」は、スケールの大きさと旅の単調さ、それをうまくつないでいく話術の巧みさとで一見の価値ありである。ネットで出会った人たちが北海道出身ではなくてもこの「水曜どうでしょう」を知っていることが多いのを知ったのは最近だが、全国区としても十分通じるおもしろさではないだろうか。

「水曜どうでしょう サイコロ1」 (DVD/北海道テレビ放送/HTB0006) ★★☆☆☆ TOP
 これは一般の店では打ってなくて、かと言って札幌のHTBまで出かける気にもなれずに、結局苫小牧の店に電話注文して発想してもらったもの。「水曜どうでしょう」の企画が立ち上がってすぐの作品で、まだまだ荒削りで方向性を模索中だということが観ていて実感できるような作品。前作のようなクオリティーを期待しているとがっかりするかも(^^;それでも、「サイコロ1」「粗大ゴミで家を作ろう」「闘痔の旅」の三編が収録されているが、その後の旅モノというヒット企画の片鱗をかいま見ることはできる。大作とまではいかなくても、これぐらいの小旅行でも観ていて楽しく、また、自分でもそういう旅に出てみたくなるから不思議だ。

「リベリオン-反逆者-」 (DVD/アミューズソフト/ASBY-2379) ★★★☆☆ TOP
 これは雑誌等で紹介された、劇中の格闘技”ガン=カタ”に興味をもつたもの。要は、武術と拳銃を融合した格闘技ということなのだが、実際に見てみると予想していたよりもずっと格好いい。確かに射線上にいなければ的の弾丸に当たる確率もかなり低くなるし、基本的には自分ひとり対多数の敵という状況なので、遠慮せずに乱れ撃ちすればいいのだ。その動きがまた派手で、しかも弾丸の補給、マガジンの装填についてもきちっと解決されているこだわりぶり。うーん、このシーンは確かに見所あり、だった。ただし…、その他の謎解きの部分については説明が多すぎてかったるいんで、流して見てしまったが。世界設定は、ファーザーと呼ばれる統一指導者の下で感情を薬物で抑制した世界。まるでオーウェル「1984」ブラッドベリ「華氏451度」みたいな感じ。

「ALIVE デラックス版」 (DVD/パイオニアLDC/PIBD-1236) ★★☆☆☆ TOP
 あの「VERSUS」の監督とスタッフがアクション映画をっと表期待して買った。しかも、サントラCDのついたデラックス版を新品で買ったのだが、残念ながら「VERSUS」ほどの感銘はなかったのだった。これ、劇場公開されたそうなんだが、どれくらいの観客動員があったのだろう。高橋ツトムの原作は独特の狂気が滲んでいて結構好きだったのだが、原作をベースに、という作品にはやはり難しいものがあるのか。助演の坂口拓の扮した異次物の融合した人間もなんだか「サンダ対ガイラ」「ミカドロイド」に登場した人造人間ジンラ號みたいだったし。あ、映画全体の雰囲気は「鉄男II」、SFXやワイヤーアクションは「マトリックス」「リターナー」という感じ。よかったと思わせる部分は、主演の榊英雄の顔つきが「VERSUS」の時とは段違いに役者になっていることと、主演女優のりょうの人格の入れ替わるシーンでの表情の変化が”完璧”だったこと。これは凄みがあった。それと、細かいところでSWATを演じた端役たちの統一された動き、というところだっただろうか。どう考えても遙かに低予算だった「VERSUS」の方がよかったように思えてならないのだが。あ、この作品もひと通り観たあと、必ずオーディオコメンタリー入りで観ることをお勧めしたい。絶対。

「MATRIXリローデッド」 (DVD/ワーナーホームビデオ/DL-21851) ★★☆☆☆ TOP
 残念、がっかりのひとことである。続編に名作なしの言葉は真実であったのか…。まず、物語のテンポ自体はよくなっているんだが、スピード感が落ちているように感じてしまうのはなぜだろう?特に殺陣の部分。全作よりも比較的に手数は増えているのだが、カメラワークや特殊処理で「見せて」いたところを、CGの多用でカバーしているぶん、人間らしい動きが損なわれているような気がしてならない。だいたい、「スーバーマン飛び」を初めとして、ネオが超人化してしまっているところがよくないのでは。ただし、最終場面でのバイクシーンなどはどこが合成なのか判別しずらいほどのスピード感。また、カンフーシーンの中で、棒術、カ・リ、サイとさまざまな武具を見せてくれるところは、ブルース・リー「燃えよドラゴン」を彷彿とさせて見応えはあった。次回作で三部作完結ということだが、この調子でつっ走ってくれないことだけを祈る。

「少林サッカー」 (中古DVD/パイオニア/KWDV-20) ★★★★ TOP
 前評判は知っていたがサッカーに対する興味がなかつたので観ずにいた作品だった。今回初めて観たが、大正解!アジア系バカ映画の典型みたいな展開に共学のSFXの組み合わせで、もう行きもつがせぬ大展開(笑)確かにこれはエンターテイメントとしては一級の作品だろう。後半のまじめな顔から繰り出されるギャグの台詞がまたいい。主役の筧利夫顔の青年が監督と脚本も兼ねていると知って二度びっくりであった。

「X-MEN Double Feature」 (DVD/20thFOXjapan/FXBA-25041) ★★☆☆☆ TOP
 映画「X-MEN」の1&2のダブルパツケージ。たまたま発売日だたらしく平積みだったのでなんとなく購入。マーベルコミックスの映画化はスパイダーマンバットマンで観て、日本人の感性にはちょっと合わないんじゃ、と思っていたのだが、やはり予想通り。映画公開時にも、宣伝の割に盛り上がっていない感じはあったが、作品を観てみるとそれもうなずける。特殊能力をもつという設定やその描写はまずまずのカッコヨサなのだが、ストーリー自体には”勧善懲悪と自己犠牲”というアメリカ映画によくある取り合わせで、取り立てての目新しさはない。ハリーポッター人気に当て込んだとしか思えないミュータント養成学校というネタも鼻につく。2の方で登場した瞬間移動の仕方など、見せ場は結構あったようにも思えるのだが、スパイもの映画との差別化が徹底していないような印象。映像特典にせっかくのCG技術がひとつも解説されていなかったのは拍子抜けだった。

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」 (中古DVD/EMOTION/BCBA-0361/0362) ★★☆☆☆ TOP
 確か中古ビデオの2巻目だけを観た覚えがあるが、全然面白くなかったような…(^^;改めて通してみると、モビルスーツの組み立て工程やマニュピターの動きなど、さすがにサイドストーリーだけあって、どうでもいいようなところが書き込まれているところが逆によかった気がする。ただ、テーマとしてはわかるつもりだが、子どもを主人公にすえたガンダムというのは、やっぱりつまらないと思う。

「アカペラ港」 ゴスペラーズ (DVD/Ki/oon/KSBL5749) ★★★★★ TOP
 ゴスペラーズ 坂ツアー2003」ということで、コンサート・ツアーのライヴフィルムだとばっかり思って購入したのだが、これはうれしい誤算もいいところ。120分のコンサート自体が最初から最後までミュージカル仕立てになっているのである。コンサートの中でミュージカルコーナーがあるというのは、昔、スターダスト・レビューのコンサートで見たことがあったのだが、今回のような最初から最後までというのを観たのは初めてだったので、相当の興奮モノであった。また、そのアカペラ部分だけではなく、”芝居”の部分も十分に練られたものであり、メンバーの芸達者ぶりが遺憾なく発揮されている。アルバムCDの1曲としてみるととるに足らない気がした(^^;曲でも、こうして”物語”の中に組み込むとまた新たな味わいと発見があるものだと唸らされることもしばしば。とにかく、脚本もしっかりと練られていて、構成も巧み。120分の長丁場ではあるが、楽しめること請け合い、である。

「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」 (DVD/北海道テレビ放送/HTB0001-2) ★★★★ TOP
 水曜どうでしょう」モノの企画作品。テレビで深夜放映されていた頃は観ていなくて、ラジオで撮影の様子などを聴いていただけだったのだが、どうでしょうモノにハズレなしのはず、と買ってみた。全開の「水曜どうでしょう・原付ベトナム縦断1800キロ」のイメージが強烈だったのでなんだか肩すかしを食わされたような感じ。実際に凄いのは本編ではなく、メイキングの方だろう。(時間も長いし笑)これぞどうでしょう節、とでも言うべき笑いの連続で、本編よりも面白かったのだ。この調子で、どんどんリリースされることを期待しつつ。

「TATARI」 (中古DVD/ソニーピクチャーズ/SGD-31963) ★★☆☆☆ TOP
 これはタイトルで損をしている代表作のような作品。今どき「祟り」はないだろう。物語は幽霊屋敷で一晩を過ごす人間達が次々と惨殺されていくというものだが、特典映像にあるある過去の元ネタのテイストをうまく活かしてリメイクに成功している。前半のゴースト・ストーリーが最後まで続いてくれればよかったのだが、変にSFXに凝ったりして悪魔を登場させてしまったのは失敗というほかないだろう。全体的な仕上がりはまずまずで幽霊屋敷という雰囲気や設定をうまく出しているだけに残念である。

「サイレント・ランニング」 (DVD/ユニバーサルピクチャーズジャパン/UJCD-33990) ☆☆☆☆ TOP
 初めてこの映画のことを知ったのはSF映画関係のロボットが登場する映画というところで、「地球を遠く離れた宇宙空間での孤独な青年とロボット達との心の交流」みたいな紹介のされ方だったと思う。その後30年近くもそれを信じてきたものだから、先日店で発見してすぐ購入、期待して観たのだが…(^^;実際は、「過激な自然回帰主義者のヒッピーが自分のエゴのために友人まで殺して最後は自殺」というあらすじだったのだ。ああ、身もフタもないストーリー。まあ、ヒッピーだとかフラワーチルドレンとか全盛の時代に作られたので、それに媚びたり、あるいはアンチテーゼとして制作されたのだろうが。ロボットの扱いも杜撰なもので、これはがっかりな作品なのだった…。

「アニマトリックス」 (DVD/ワーナーホームビデオ/DL-37316) ★★☆☆☆ TOP
 「マトリックス」の続編「マトリックス・リローデッド」の劇場公開に合わせて発売されたアニメ。あの「マトリックス」の世界観を設定に活かした9作の短編から成り立っている。日本人の監督が起用されているということでおなじみのカット割りや見やすさをしているのだが、どうにもガイジン好みに仕上がっているような気がしてならず、日本アニメとしては観づらいものがあるかも。ただ1作目のフルCGで描かれている話は、その芸の細かさも美しさも特筆ものである。どうせならばこの調子で全編作ってもらいたかったものだ。

「ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ」 (中古ビデオ/フルメディア) ☆☆☆☆ TOP
 「ヘルレイザー」シリーズとしては通算何作目になるのだろうか?いよいよネタに詰まってきてサスペンス仕立てにしたところは「エクソシスト3」と同様の展開・しかしながら、シリーズのもつホラー性は全然感じられず、単なる”夢オチ”の物語としても読めてしまうのが、この作品の失敗の最大の要因だろう。原作のクライヴ・パーカーが集英社から「血の本」シリーズを相次いで刊行した時代は、スプラッターホラー真っ盛りの時期だった。ホラーとバイオレンス、セクシャリティの強烈なイメージに頭がクラクラしたものだったが、昨今の作品ではもうそれが当たり前になりつつある。映画「ヘルレイザー」シリーズのコンセプト、「究極の痛みは究極の快楽」というのも、SMやフェティシズムの概念が当たり前になった現代ではさほど目新しさも感じられなくなった。今後のスプラッターもの(あるいはゴアもの)は一体どこまで行くのだろう。

「アンドリューNDR114」 (中古ビデオ/コロンビア) ★★★★ TOP
 公開時に話題にはなっていたのだが。ロボットものなので興味があっても、こういうヒューマンドラマものはどうにも苦手なのだ。人間とロボットの愛、とか言われると特に。内容は予想通りではあったが、「人間の定義」というのを突き詰める部分の面白さはあった。「A.I.」とはまた違った面白さということで、予想に反して楽しめたという結果。2005年4月3日がこの作品に登場する「アンドリューNDR114」の誕生日だそうである。

「火山高」 (DVD/TOSHIBA/ASBY-2348) ★★★★ TOP
 ワーイヤーアクションとスピード撮影満載ということで期待していた作品。特に韓国映画なのでみんなアジア顔で感情移入しやすいことしきり。主人公はケイン・コスギみたいな顔してるし。予想していたほどのカンフー映画にはなってはいなかったんだけど、”気”をCG処理で表現している天はなかなか。ただし、「爆発」はちょっといただけなかったが(^^;笑い所満載で良質のホームビデオだろう。

「悪魔の墓場」 (DVD/パイオニアLDC/PIBF-7432)\3800 ★★★☆☆ TOP
 捜しに探してようやく見つめた作品。1968年に公開された、ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の影響が色濃く表れているが、ちょっと芸術っぽい作りがまた安っぽくていい。それっぽいホラー映画を一手に引き受けていた(^^;日本ヘラルドの配給だったのではないかと記憶しているが、映画の名場面を編集したスペシャル番組では「悪魔のはらわた」と並んで有名な作品である。ザンビが知性を持っていたり、行動の速度が速かったり、仲間を増やしたりと、”正当派”とはいえないかも知れないが、閉塞感のある業況設定は、これはこれでありかな、とも。今回は「無修正特別版」と謳っているのだが、記憶を辿ってみてもどこが変わっているのかはわからなかった。残酷シーンの編集か?まさか、冒頭の「作品内容には何ら関係は無いが無意味に女性がオールヌードで横断歩道を渡るシーン」ではないよな…。

「ハリーポッターと秘密の部屋」 (DVD/ワーナーホームビデオ/DL-23591)\2980 ★★★☆☆ TOP
 ハリポタ映画化第2弾。さすがに2作目だけあって設定やキャラクターも固まったせいか、安定した仕上がり。前作のような手探り状態の危うさがないので安心して見ていることができた。すでにPS2版ゲームはプレイ済みだったので、画もなじみ深いものだったし。主人公ハリーポッター役は、吹き替えは変わらず可愛い声なのに、オリジナル音声は声変わりがすんでいて、聴き比べるとちょっと違和感がある。映画化は続くのだろうが、年齢設定のために役者がかわったりするとちょっと興ざめなので、そこが心配だったりする。

「ハイランダー 悪魔の戦士」 (DVD/パイオニアLDC/PIBF-91120)\2980 ★★ TOP
 究極のガジエット映画(褒め言葉!)「VERSUS(バーサス)」の元ネタのひとつにもなっている作品。DVDコーナーに行くたびに探していたのだが、やっと発見した。転生しつつ永劫に戦い続ける戦士達という設定だが、1536年のスコットランドから始まって、騎士道精神の発展として武士道精神までが垣間見えるような作品。初めて”力”を自覚したときの「始動感覚」しかり、主人公と師にあたる人物の関係は「ジョジョの奇妙な冒険」のそれである。SFXもまだこの頃はちゃちで、手書きのアニメとの合成みたいな感じで、どうあっても、スケールの大きいB級作品、として評価されるのだろう。吊り下げのシーンではピアノ線がしっかり映りこんでしまっているし。ただ、愛する人間との死別だけが残されているという「不死者の苦悩」はうまく表現されているとは思う。

「ハンニバル」 (TV) ☆☆☆☆ TOP
 いや、DVD買わなくてよかった…(^^;初めに結論を言ってしまえばそんな感じ。まずはクラリスが全然イメージ違うの。それに、枝葉を増やしすぎたために、かえって冗長な仕上がりになってしまっているのが非常に残念。レクター役の演技は磨きがかかってずっとよくなっているっていうのに、まわりを固める役者がその緊張感についていっていない感じ。ラストも衝撃的な部分は削っていたようだし。してみると、「羊たちの沈黙」のなんと名作だったことか。

「水曜どうでしょう・原付ベトナム縦断1800キロ」 (DVD/北海度テレビ放送/HTB0003-4)\3980 ★★★★★ TOP
 水曜どうでしょう」が6年間も続いていた番組だとは知らなかった。深夜テレビ枠の中では昔B21スペシャルもやっていたような旅モノ、最近では「進め!電波少年」のような体験レポートのノリの企画である。現在は様々にバラエティ番組で観られる手法だが、タレントとハンディカムというシンプルな作りの先駆けと行ってもいいのではないだろうか。しかも、地元の一ローカル局の番組としては長寿であり、内容のクオリティも高いと思う。北海道出身者以外にはあまり知られていなかっただけに、今回のDVD化は嬉しいとともに、この企画とともにいったん番組自体が終了してしまったのが残念でもある。2枚組ということで、最後まで持つか心配(^^;だったのだが、杞憂であった。旅の内容もさることながら、タレントとディレクター陣の息もピッタリ、笑い所満載であり、結局4時間余り一気に観てしまった。ほとんどの人が最期までやめられずに観てしまったのではないだろうか。これは、「水曜どうでしょう」ファンならずとも楽しめる作品だろう。是非たくさんの人に観てもらいたい。

「狼男アメリカン」 (DVD/ユニバーサルピクチャーズジャパン/UJSD-33984)中古 ☆☆☆☆ TOP
 人間から狼男への変身を初めて1ショットで見せた記念碑的な作品。リック・ベイカーの特殊メイクの冴えを堪能できる。体細胞の変化によって獣人化するというプロセスを映像化したのも初めてであろう。前半の土俗的な雰囲気はいいのだが、後半の、アメリカンらしい無意味な陽気さとお色気はちょっと、という感じではあるが。それと、変身後の狼はどう観てもそれらしくは見えず、せっかくの緊迫感を薄れさせてしまうのが残念である。

「リターナー」 (DVD/アミューズピクチャーズ/ASBY-2321)\4800 ★★★★ TOP
 要するに「ターミネーター2」「E.T.」「MI2」「マトリックス」のパクリ作品…なのだが、これが意外とよかったのである。今までの日本SF映画にはなかったスピーディーな展開で、最後まで全く飽きさせることがない。観るべき価値のある作品と言っていいだろう。結構シリアスな内容も含まれているのだが、主演の金城武の持ち味と随所にちりばめられたギャグのセンスが娯楽大作に仕上げている。岸谷五朗の演技はちょっとルー大柴が入っていて大仰なのだが。最後のまとめ方もなかなかリリカルで、ついつい原作も読みたくなってしまった。

「卒業旅行 ニホンから来ました」 (ビデオ/ポニーキャニオン/PCVD-30085)中古  TOP
 以前テレビ放映していたのを観て気になっていた作品をたまたま発見。よくよく見れば、「ガメラ」シリーズの金子修介監督の作品なのだった。たしか、公開された頃には、主演の織田裕二が撮影時にずてぶんとスタッフから不興をかつていたとかで話題になっていたような気もするのだが、実際のところはどうなのだろう。ただ、コメディー作品としては傑作の部類に入ると個人的には思う。20年以上前、「Mr.Boo」シリーズを見て中国(香港)人が日本文化の真似をしているのがなんともいえない可笑しさを醸し出していたのを懐かしく思いだした。主演の織田裕二も弾けた演技で、これはこれでぜひお薦めしたい作品のひとつではある。

「スポーン」 (DVD/東宝/TDV2580D)中古 ☆☆☆☆ TOP
 バットマン」や「スパイダーマン」と同系統のアメコミの映画化。アクのヒーロー的な造形ではあるが、あまり格好いいとは言えない。特に、鎧で覆われる前の普段の顔が大やけどを負ったそれで、痛々しさばかりが先に立つ。敵方の下僕でいつも身の回りをちょろちょろしているのが、「バットマン」のジョーカーみたいな奴で、これが狂言廻しとしては最低。下ネタばかりという設定はともかく、悪のりぶりは鼻につくだけであった。

「シックス・デイ」 (DVD/パイオニア/BBBF-1114)中古 ★★☆☆☆ TOP
 アーノルド・シュワルツネガー主演ということで、「トータル・リコール」とイメージ的にだぶってしまうのは俺だけなのだろうか?設定としては、ドンデン返しもあって実によくできているが、元ネタだけを考えると実に薄っぺらい気もするのだが、それを大作に仕上げてしまうのがアメリカ映画の凄いところなのだろう。クローニングで複製した肉体に記憶だけを移す、という不老不死の形態についてはいろいろなメディアで紹介されてはいるところ。タイム・パラドックスもののようなどこか違うもう独りの自分ではなく、どれもが本当の自分、では”本物の自分”とは一体何か?というようなことを考えさせられる。「ペット・セメタリー」で描かれたような、どこかが違っているという恐怖も。士郎正宗の「甲殻機動隊」で出てくるゴースト(魂)とシェル(容れ物)の関係を思い出した。

「ヴァンパイア最期の聖戦」 (DVD/ヘラルド/BBBF-1114)中古 ★★☆☆☆ TOP
 鬼才ジョン・カーペンターの新解釈とはいうものの、十字架もニンニクも怖れない吸血鬼なんてやっぱりお約束違反。全編西部劇のような雰囲気と音楽であまり怖いという感覚はないのだが、序盤の吸血鬼狩りの場面とは違って逆に狩られる立場になる後半はさすがに緊張感はあった。いろいろなアイディアは込められてはいるものの、かつてあった吸血鬼映画との差別化はあまり図られず。ただ、ラストシーンで、吸血鬼に噛まれてやがて敵にまわることになるであろう戦友との別れのシーンだけは、実にしみじみとしたものがあるのだった。

「トリック超完全版 3」 (DVD/テレビ朝日/PIBD7233) ☆☆☆☆ TOP
 超能力で行方不明者を捜すサイ・トレイラー役の佐野史郎が怪演している。話の展開自体はよくあるテレビのミステリーみたいで面白みはないのだが、そのぶん、ギャグと”間”のセンスが生きた作品だった。ただし、真犯人等を当てる楽しみもなくトリックもそうたいしたものでなく、とあまり見所のない話であることは否めない。

「バッドテイスト」 (DVD/マグネット/BBBF-1725) ★★★☆☆ TOP
 あの「ブレインデッド」を作ったピーター・ジャクソンのデビュー作。画質といい作りといい、B級のカルトムービーなのだが、これがなかなかの仕上がり。確かに作りは安っぽいのだが、楽しんで作っているというのが伝わってくる、笑える作品に仕上がっている。宇宙からの侵略者ものよりも完全にゾンビものとしての色合いのものにしてしまえばよかったのに。特典映像の「グッドテイスト」がまた面白くて、多分ニュージーランドのTV局が制作した番組なのだろうが(次回作に期待、とか言ってるし)、監督の両親の談話や作品の裏話など、見所満載である。小物のマシンガンまでパイプと段ボールでの手作りだとは気づかなかったが、そういう工夫と苦労のほどが語られているので、これを見た後に作品を見直すとまた面白いかもしれない。メジャーに登り詰めた監督のデビュー作ということで、その変遷に思いを馳せるのもまた一興。

「バイオハザード」 (DVD/アミューズピクチャー/ASBY-2305) ★★★☆☆ TOP
 ノヴェライズ本は既に読んでいたが、映画作品自体は多少趣が違い、最初から登場人物が奇抜な方法で死にまくりで、少人数で多人数に対するという危機状況がよく絞って描かれている。登場するゾンビもジョージ・A・ロメロの作品のそれをうまく踏襲しているようでひと安心(^^;ゲーム版と同様のシチュエーションで登場する実験体”リッカー”はこの際必要なかったのではないか、とさえ思える。テンポのいい展開と絶望的なラストシーンの意味するところは、観ていて楽しかった。

「ブレイド2」 (DVD/ポニーキャニオン/PCBH-50047) ★★☆☆☆ TOP
 前作「ブレイド」を観て結構期待していたのだが、第2弾は思ったよりも…という感じであった。冒頭のバンパイア狩りのシーンは前作同様スピーディーでい展開なのだが、敵バンパイアと君で新種リーパーズと闘うあたりからはよくある陳腐な集団戦になってしまうのだ。やはり一対一の対峙が見せ場なのではないかと思う。また、よけいな謎解き部分があって思わせぶりな割には、あっけなくそれが解かれてしまう。話をふくらませるために付け足したような部分が鼻について仕方ない。アクションならばアクションと割り切って、その見せ場を繋げていった方がよかったのでは、と思えた。

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