| 31 | ★ | カオスだもんね! 12 ボルナッス編 | 水口幸広 | ★★☆☆☆ |
| 30 | ★ | げんしけん 5 | 木尾士目 | ★★★★☆ |
| 29 | ★ | 百鬼夜行抄 12 | 今市子 | ★★★★☆ |
| 28 | ★ | 魁!!クロマティ高校 1 (黎明篇) | 野中英次 | ★★★★★ |
| 27 | ★ | まっすぐな道でさみしい 5完 | いわしげ孝 | ★★★★★ |
| 26 | ★ | ナツノクモ 1・2 | 篠房六郎 | ★★★★☆ |
| 25 | ★ | バジリスク 甲賀忍法帖 1・2・3・4・5完 | せがわまさき | ★★★★☆ |
| 24 | ★ | げんしけん 4 | 木尾士目 | ★★★★☆ |
| 23 | ★ | 銭 2 | 鈴木みそ | ★★★☆☆ |
| 22 | ★ | ムーン・ロスト | 星野之宣 | ★★★☆☆ |
| 21 | ★ | パイドパイパー 3 | 浅田寅ヲ | ★★★★☆ |
| 20 | ★ | カオスだもんね! 11 | 水口幸広 | ★★★☆☆ |
| 19 | ★ | デス・ノート 1 | 小畑健 | ★★★★☆ |
| 18 | ★ | インストール | みづき水脈 | ★☆☆☆☆ |
| 17 | ★ | まっすぐ天へ 1 | 的場健 | ★★★★☆ |
| 16 | ★ | 多重人格探偵サイチョコ | ひらりん×大塚英志 | ★★★★☆ |
| 15 | ★ | 世界の中心で、愛をさけぶ | 一井かずみ | ★★☆☆☆ |
| 14 | ★ | リアル鬼ごっこ | 杉山敏 | ★★☆☆☆ |
| 13 | ★ | まっすぐな道でさみしい 3 | いわしげ孝 | ★★☆☆☆ |
| 12 | ★ | 一杯の魂 −ラーメン人物伝− 2 | 大泉孝之介 | ★★★☆☆ |
| 11 | ★ | 電撃・えふえふいれぶん 4コママンガ bP | 江本聖 | ★★★☆☆ |
| 10 | ★ | マンガ・金正日入門2 | 李友情 | ★★☆☆☆ |
| 09 | ★ | プラネテス 4 | 幸村誠 | ★★★☆☆ |
| 08 | ★ | 栞と紙魚子・何かが街にやって来る | 諸星大二郎 | ★★☆☆☆ |
| 07 | ★ | ブラックジャックによろしく 8 | 佐藤秀峰 | ★★★☆☆ |
| 06 | ★ | 特公 Devil's Awaken 1・2 | 藤沢とおる | ☆☆☆☆☆ |
| 05 | ★ | DAY DREAM BELIEVER again 1・2 | 福島聡 | ★★★☆☆ |
| 04 | ★ | 黒鷺死体宅配便 3 | 山崎峰水 | ★★☆☆☆ |
| 03 | ★ | 修羅の刻 14 | 川原正俊 | ★★★☆☆ |
| 02 | ★ | 冷たい密室と博士たち | 浅田寅ヲ | ★★☆☆☆ |
| 01 | ★ | 夜叉の瞳 | 高橋留美子 | ★★☆☆☆ |
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「カオスだもんね! 12 ボルナッス編」 水口幸広 (アスキー)\980 ★★☆☆☆ ▲TOP 漫画内での企画ゴコから生まれたキャラクター「無敵素敵ロボ ボルナッス」だが、着想としては面白いのだがいかんせん現実的ではないような。その他の企画も、どうも今ひとつ新鮮なものが減ってきているように思われるのは、やはり週刊ということでネタが尽きてきたということなのだろうか。ただ、担当編集アカザーの身体障害をカバーするための”手動式運転装置”は、見るべきものがあったけど。こういう路線だと、社会派マンガを名乗れるんだけどね。 |
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「げんしけん 5」 木尾士目 (講談社)\505 ★★★★☆ ▲TOP アニメ化されたとオビには書いてあるのだが、未見。アニメになってほしくはなかったような、これほどアニメ向きの作品はないような、複雑な心境。本巻では、コミックフェスティバルへの出店を通して、同人誌の世界についてが詳細に描写されている。こういう世界とは無縁なのだが、SFのファンダムについては何かの文章で目にしたことがあるのでとても興味深い。新キャラクターも性格付けが十分されてきており、それぞれの面白さが「立って」いる。今後の展開として、3年生・4年生の先輩方の卒業がどのように関わってくるのかが待たれるところである。 |
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「百鬼夜行抄 12」 今市子 (朝日ソノラマ)\762 ★★★★☆ ▲TOP 単行本になるのに時間がかかるので、見つけたときに買わねばどの巻まて持っているかわからなくなつたりして。古くは「ゲゲゲの鬼太郎」につながるような妖怪退治もの。怪奇じみた話しが多い割には、登場人物たちの中ではごく日常多的なことであったり、そのへんの感覚のギャップがいい。特に他の作品とは違うのが、予定調和ではありながら、そこにたどりつくまでの伏線や展開が巧みなところではなだろうか。肩肘はらずに推理小説を読んでいるような、そんな雰囲気をもっているのだ・ |
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「魁!!クロマティ高校 1(黎明篇)」 野中英次 (講談社)\390 ★★★★★ ▲TOP この判型の漫画本は「からくりサーカス」(藤田和日郎)くらいしか買ったことがなかったのだが、たまたま週刊アスキーの書評を読んで買ってみたのが正解。これが池上遼一の図柄だというのを知っている子供もいないものだろうが、シリアスな絵とばかばかしいギャグがうまくマッチしていて、久々に笑わせてもらった。オトし方とかは「サルまん」に似ている。あ、あっちも「野望の王国」のシリアス図柄を使っていたっけ。この作品は通巻でしばらく”追って”みるつもり。 |
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「まっすぐな道でさみしい 5完」 いわしげ孝 (講談社)\514 ★★★★★ ▲TOP 種田山頭火の伝記の最終巻。救いのない展開のように思えていたが、しっかりと収斂して気持ちよく終わることができている。句作と禅の通じるところがうまく表現されてはいるのだが、やはり脚色の部分で、意味のないてらいやギャグが鼻につくところがちらほらあったのが残念。山頭火の句の背景がうまく非揚言されているだけに、こういうコミカルさと現代の登場人物の対比など、意味のないように思えて仕方がないのだが。ともあれ、小気味よいカタルシスとともに完結。良質の評伝だった。 |
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「ナツノクモ 1・2」 篠房六郎 (小学館)\562 ★★★★☆ ▲TOP ”仮想現実”という使い古されたテーマなんだが、結構新しい解釈が加えられているところがミソ。現実社会とリンクしたネットワークゲームの話としては「ブレイクエイジ」(馬頭ちーめい)が先駆けだと記憶するが、本作では現実世界のことが登場人物の口かせポツリポツリと語られるものの、ほとんど登場してこない。ただし、単にRPGゲームの世界観だけで物語が進行すのではなく、その陰にある現実世界での問題が見え隠れするのが絶妙のバランスである。架空のネットゲーム世界の設定もしっかりしており、ステロタイプのようでありながらいろいろな(物語進行上の)アイテムとして作用しているのが面白い。 |
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「バジリスク 甲賀忍法帖 1・2・3・4・5完」 せがわまさき (講談社)\590 ★★★★☆ ▲TOP 随所で評判になっているらしく名前だけは聞いていた作品。なぜ今まで食指が動かなかったかというと、流行り物だったということと、やっぱり今時忍者ものは…というのが理由。たまたま3巻だけ試しに買ってみたらなかなかの絵柄とタッチだったので、その日のうちに1・2巻を買いにもう一度本屋へ。結局別の本屋で4・5巻も買い足して読み終えてしまった。特別な解釈が加えられているわけではないし、内容自体は原作の山田風太郎版に忠実なのだが、どことなくイイカン゛で、これは評判になるのもうなずける。でも、ひとことでいうと、”丁寧な絵柄の石川賢”なんだけどな。 |
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「げんしけん」 木尾士目 (講談社)\505 ★★★★☆ ▲TOP 月刊誌連載なのでコミックス化されるのに時間がかかり、やきもきした作品。と言って、リアルタイムで読むほどの思い入れはないが。今回もオタクの心理や生態についてかなり書き込まれていて、「わかる人にはわかる」類の面白さに満ちている。かえって真性のオタクにはわからないようなおかしさがあるのかも。新キャラクターも2名増え、もうしばらくは事件性のあるエピソードを楽しめそうである。帯に今秋アニメ化されるとの情報が謳われていたが、これをアニメにして果たして面白いのかどうか。絶妙な”間”と”萌え”感は表現することは難しいのではないかと思うのだが。 |
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「銭 2」 鈴木みそ (エンターブレイン)\620 ★★★☆☆ ▲TOP これ、1巻目はたいして面白いと感じなかったのだけれど、2巻は俄然面白くなってきた。ようするに「おとなのしくみ」なわけだ。架空の事象を通して、金がどのように動くのかをシミュレートしている本作は、メタフィクションと言ってもいいだろう。表紙同様、鈴木みその緻密なタツチと、作中でいろいろとタッチを使い分ける小器用さには感心させられてしまう。特に、後半の「同人誌」関連の値段と税金に関するエピソードは面白かった。 |
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「ムーン・ロスト 1・2」 星野之宣 (講談社)各\950 ★★★☆☆ ▲TOP 久々の星野作品。前回面白かったのが民族学、伝奇物だったので、今回の宇宙物には期待していたのである。膜宇宙論を含めた最新の宇宙物理学を駆使したハードSFとしてとても読み応えのある出来だった。そのスケールの壮大さやアストロノーツ(宇宙飛行士)の在り方、自己犠牲の精神など、アメリカで映画化されても不思議ではない感じ。あ、「アルマゲドン」があったか…(^^; |
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「パイドパイパー 3」 浅田寅ヲ (幻冬舎コミックス)\590 ★★★★☆ ▲TOP 忘れた頃に発売された第3巻。現実と虚実のぎりぎりのせめぎあいのところで物語が進んでいくのがたまらない。人間の暴力への指向というものが徐々に描かれていくような印象があるのだが、それと同時に、そのような環境に置かれた人間が"壊れていく"様が悪夢的でもある。在日問題も含めてディティールが細かく、今後どのような(飛躍した)展開になるのかが楽しみである。 |
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「カオスだもんね! 11」 水口幸広 (アスキー)\980 ★★★☆☆ ▲TOP 副題が「ミズトフ編」となつているが、これは今回の目玉がネットワークゲーム「GNO」(ガンダム・ネットワーク・オペレーション)の体験記になっているからである。みずしな孝之の「ファイナル・ファンタジーXI」の体験漫画も面白かったが、ゲーム世界と独自キャラとを融合させるこの手法、うまい人が描くと本当に面白くなるものである。テキスト(文章)だと、永田泰大の「ファイナルファンタジーXIプレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記」がすぐ思い浮かぶが。漫画を呼んでいるだけなのに、ついついこのゲームも試してみたくなってしまうから不思議だ。 |
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「デス・ノート 1」 小畑健 (集英社)\390 ★★★★☆ ▲TOP ジャンプ系の作家に絵の上手い人はいないと思いこんでいたのだが、この絵柄はなかなかイケる。ちょっと風 忍(かぜ しのぶ) に似ているかな。限られた条件の中でいかにして課題を解決していくか、といったゲーム的要素も。そういう意味では、「ジョジョの奇妙な冒険」に近い感覚か。全国模試1位の明晰な頭脳で可愛い妹がいてしかもダークヒーローと、なんか夢オチみたいな予感も(^^; |
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「インストール」 みづき水脈 (集英社)\390 ★☆☆☆☆ ▲TOP 「芥川賞史上最年少受賞」の肩書きをもつ、綿谷りさのベストセラー小説の漫画化。これつて活字で読むとまた違うのだろうけど、俺には全然その良さがわからない。26年前に、中沢けいが「海を感じるとき」で群像新人賞を受賞したとき、彼女は18歳だったのだが、当時それを読んだ俺は、「なんか大人っぽい純文学の臭い」を感じていたものだ。要は、「年に似合わぬ乾いた文体」とか「大人っぽさ」にコロっとだまされていたというわけか。この頃はベストセラーの漫画化が増えているが、やはりダイジェストのような漫画となると、趣も薄れてしまうということで。 |
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「まっすぐ天へ 1」 的場健 (講談社)\514 ★★★★☆ ▲TOP 「プラネテス」とか「MOONLITE MILE」とか宇宙をリアルに描いた漫画の増えた昨今だが、本作品はなんと”軌道エレベーター”がテーマである。今までもハードSFとして小説で扱われたことは何度もあっただろうが、ここまで「建築物」としてリアルに検討されたことはなかっただろう。日本の建築会社を絡ませたことも、リアリティーをます効果を上げている。今後の展開にも期待大。 |
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「多重人格探偵サイチョコ」 ひらりん×大塚英志 (角川書店)\580 ★★★★☆ ▲TOP あまりにも装丁がそっくりなので一瞬わからなかったのだが、もちろん「多重人格探偵サイコ」のパロディーである。可愛らしく描かれたキャラクターもさることながら、元ネタ(作品)を知っていればこその楽しみ方がたくさんある作品となっている。4コマとしてこれだけのネタをひねり出すことができるというのもたいした才能である。ある種マニアックにお奨め(笑) |
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「世界の中心で、愛をさけぶ」 一井かずみ (小学館)\476 ★★☆☆☆ ▲TOP 原作・片山恭一によるベストセラー小説のノベライズ化。題名については裏のページ(2004/03/06)で書いたとおりである。月刊誌2号に分けての掲載ということもあって、構成がわかりやすく、このまま2時間ドラマにでもなりそうだな、と思っていたら、すでに映画化されていたのだな。内容としては、「ある愛の詩」とか落合恵子の「白い少女」みたいな感じか(どちらも極端に古いけど)。なんかSFアニメ「ほしのこえ」みたいな臭いもするし(^^;原作はどうなのか、とも思うのだが、オーストラリアとか出てくる時点で、俺にはもう日常生活を描いた物語には見えなくなってしまうので、きっと原作を買うこともないだろう。若い女性層に受け入れられた理由はわかったような気がするが。 |
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「リアル鬼ごっこ」 杉山敏 (幻冬舎コミックス)\660 ★☆☆☆☆ ▲TOP 山田悠介の原作は書店でよくみかけたのだが、どうも今ひとつ買うふんぎりがつかなかったもの。ホラーと銘打たれてはいるものの、内容としては筒井康隆の不条理ものか近未来を描いたSFに近いと思う。小説ではないので怖さというものが伝わってこないのだが、原作はどうだったのだろうか?あと、絵柄が微妙に御茶漬海苔に似ているような。 |
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「まっすぐな道でさみしい 3」 いわしげ孝 (講談社)\514 ★★☆☆☆ ▲TOP 漂泊の俳人・種田山頭火の人物伝。物語自体と評伝、句作がしっかりリンクしているのはいいのだが、いわしげ孝作品によくあるようなつまらない洒落や遊びの部分が出てきたのが残念。クールになりきれない作風というのが裏目に出てしまっているのではないだろうか。 |
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「一杯の魂−ラーメン人物伝− 2」 大泉孝之介 (集英社)\505 ★★★☆☆ ▲TOP 時たま、無性にラーメンが食べたくなったりするときがあるのだが、そんな時はたいてい、ラーメン漫画を読んだあとだったりする。庶民的な食べ物としてラーメンが漫画で扱われることは多いのだが、その味わいまで想像させるものは数少ない。本書はラーメン作りにかける職人の心意気にスポットを当てたものだが、残念ながらそのラーメンの美味しさまでは伝えることはできていないようである。個人的にお奨めのラーメン漫画といえば、やはり「ラーメン発見伝」(河合単/小学館)に尽きるだろうか。 |
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「電撃・えふえふいれぶん 4コママンガ bP」 江本聖 (メディアワークス)\1000 ★★★☆☆ ▲TOP オンラインゲーム「FINAL FANTASY XI」をテーマにした4コママンガ集。とは言っても、ゲーム雑誌の攻略チームの日常を交えたプレイ日記のようもの。同様なものには「ファイナルファンタジーXIプレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記」(永田泰大)というのがあって、俺はこれを読んだおかげでFFXIを始める気になったようなものである。実際に自分でもプレイ日記など書いてみたりもしているのだが、なかなかまとまった時間がとれないため月に1回くらいしかプレイしておらず、半年を過ぎた今でもレベルはまだ16である。今回このマンガを読んでみて、またプレイしてみたくなったり。 |
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「マンガ・金正日入門2」 李友情 (飛鳥親書)\1000 ★★☆☆☆ ▲TOP 前巻はノンフィクションのような感じに金正日にまつわるエピソードを紹介していたが、本巻はフィクション仕立てとなっている。そのぶん”遊び”の部分が多くて読み物としては面白くなっているのだが、前作のような資料的価値のあるものの方がこのジャンルにはふさわしいような気もした。 |
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「プラネテス 4」 幸村誠 (講談社)\667 ★★★☆☆ ▲TOP 前巻がとても哲学的な内容だったので今回はどうかと思っていたのだが、ちょっとその雰囲気をひきずった感じはする。宇宙という空間で人間がどのようなことを感じ考えるものなのか、ひとつの方向を示しているのではないか。先日知ったが、NHK衛星放送でアニメ化もされているそうで、これは見る機会はたぶんないだろうが、ドタバタものになっていないことを祈るばかりである。 |
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「栞と紙魚子・何かが街にやって来る」 諸星大二郎 (朝日ソノラマ)\762 ★★☆☆☆ ▲TOP 栞と紙魚子シリーズもすでに5作目。胃の頭町という架空の町のイメージもすっかり定着しつつある。諸星大二郎描くところの物語は怖いか気持ち悪いかの偏りが激しいのだが、このシリーズは奇妙な味というのがぴったりの作品である。昔小学生の頃、学研の「中学1年コース」か何かで、絵画のモチーフが出てくる幻想的な町を描いた物語があったと思うのだが、あれは何だったのだろうか。 |
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「ブラックジャックによろしく 8」 佐藤秀峰 (講談社)\533 ★★★☆☆ ▲TOP 末期がんと向き合う姿を描いた「がん医療篇」が完結。医療の現場の矛盾や腐敗はマスメディアでもよく取り上げられているところであるが、よくよく考えてみればその陰にはやはり尊い命を救われた多数の人間がいるわけで。告知の問題も、実際にはがんになった当人にしかわからない様々な葛藤があるのだろう。実際に死と向き合った経験のある俺としては、いろいろな意味で考えさせられる作品である。 |
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「特公 Devil's Awaken 1・2」 藤沢とおる (講談社)各\514 ☆☆☆☆☆ ▲TOP そういえば「GTO」は何巻から読まなくなったのだろうか?このキャラクター造形に触れるのもしばらくぶりな気がする。冒頭シーンはかなり期待していたのだが、状況の設定(魑魅魍魎の復活とそれに対する兄妹とか)は「魔人DEVIL」(大暮維人)だし、2巻ラストの扉文字と終わり方は「最終兵器彼女」(高橋しん)。なんか、あまり練らないで立てた企画みたいな感じがどうしてもしてしまうのだ。 |
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「DAY DREAM BELIEVER again 1・2」 福島聡 (エンターブレイン)各\650 ★★★☆☆ ▲TOP 大友克洋の「アキラ」あたりが発想の元ではないかと思わせる。登場人物の中年男もいたようなキャラクターだし。物語自体は、意外な超能力を身につけた3人組が犯罪を重ねるロードムービーみたいだが、不条理な事件の展開が結構トリップを促進したりして。こういう謎を残したキャラクターや台詞回し、表題などは90年代SF系漫画の遺産といえるかもしれない。 |
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「黒鷺死体宅配便 3」 山崎峰水 (角川書店)\580 ★★☆☆☆ ▲TOP 前回はスプラッターと怪奇趣味一色で占められていたのだが、本巻ではちっょとコミカルな味わいを取り戻している感じ。死者(の残留思念)と交感できる主人公という設定はいいのだが、どうも守護霊っぽいのが登場して、しかもそれが「うしろの百太郎」にそっくりというのはいただけない。死体の描写は凄いものがあるのだが、これって何か資料でも観ながら描いているのだろうか? |
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「修羅の刻 14」 川原正俊 (講談社)\479 ★★★☆☆ ▲TOP 今回の見所は柔道・古式柔術との戦い。合気柔術は昔からなじみの深い武術なのだが、たとえフィクションといえども、それが登場するシーンはなかなかに興味深いものである。時代もいよいよ明治時代までたどり着いた。このあと、現代の陸奥にどのように結びつくのか、どのような歴史的な事件や人物との関わりが創作されていくのかが楽しみなところである。 |
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「冷たい密室と博士たち」 浅田寅ヲ (幻冬社コミックス)\700 ★★☆☆☆ ▲TOP 推理作家・森博嗣の「犀川&萌絵シリーズ」の漫画化第2弾。前作の「すべてがFになる」もそうだったが、さすが理工系の作家の原作だけあって、理づくめで横溝正史のような(^^;ドロドロした情念は描かれていない。それだけにとっつきやすい気はするのだが、スマートでスタイリッシュな分だけ殺人や死の”重み”というものが薄れてしまっているようにも感じる。まるでゲームのよう。原作小説は読む気は(今のところ)なし。 |
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「夜叉の瞳」 高橋留美子 (小学館)\524 ★★☆☆☆ ▲TOP 知らぬ間に出ていた「人魚の森」シリーズの最新刊。このシリーズは不老不死の孤独と残酷さを描いた名作なのだが、世間一般ではたぶん「犬夜叉」と「うる星やつら」のイメージばかりが先行しているんだろうなあ。本作では明治時代のシーンがちらっと登場するのだが、この悠久な時間をまたにかけた展開は「ポーの一族」を思い出させる。あれも切ない物語だったな。 |