| 37 | ★ | 冷や汗の向こう側 | 三谷幸喜 | ★★★☆☆ |
| 36 | ★ | 人類の月着陸はあったんだ論 | と学会 | ★★★★☆ |
| 35 | ★ | 宇宙人の謎 | 並木伸一郎 | ★★★☆☆ |
| 34 | ★ | ゼブラーマン | 宮藤官九郎 | ★★★★☆ |
| 33 | ★ | オーパーツの謎 | 並木伸一郎 | ★★★☆☆ |
| 32 | ★ | 空想科学への大冒険 | 未来科学研究所 | ★★☆☆☆ |
| 31 | ★ | 生協の白石さん | 白石昌則 | ★★☆☆☆ |
| 30 | ★ | 虚人魁人庚芳夫 | 庚芳夫 | ★★☆☆☆ |
| 29 | ★ | 放送禁止映像大全 | 天野ミチヒロ | ★★★☆☆ |
| 28 | ★ | イマイと申します。 | 日本テレビ「報道特捜プロジェクト」 | ★★★★☆ |
| 27 | ★ | と学会年鑑 Rose | と学会 | ★★★☆☆ |
| 26 | ★ | ドラゴンUMAの謎 | 南山宏 | ★★★★☆ |
| 25 | ★ | 蠱猫 人工憑霊蠱猫01 | 化野燐 | ★★☆☆☆ |
| 24 | ★ | 新版 生体解剖事件 | 上坂冬子 | ★★★☆☆ |
| 23 | ★ | 社会派くんがゆく!逆襲編 | 唐沢俊一・村崎百郎 | ★★★☆☆ |
| 22 | ★ | トンデモUFO入門 | 山本弘・皆神龍太郎・志水一夫 | ★★★★☆ |
| 21 | ★ | 靖国論 | 小林よしのり | ★★☆☆☆ |
| 20 | ★ | UMA/EMA読本 | 実吉達郎 | ★★★☆☆ |
| 19 | ★ | 沖縄論 | 小林よしのり | ★★☆☆☆ |
| 18 | ★ | 昆虫の?が!になる本 | 盛口満 | ★★☆☆☆ |
| 17 | ★ | 世界UMA事件ファイル | 並木伸一郎 | ★★★☆☆ |
| 16 | ★ | UMAの謎と全地球水没 | 飛鳥昭雄・三神たける | ★★★☆☆ |
| 15 | ★ | 「A」 | 森達也 | ★★★☆☆ |
| 14 | ★ | バイオハザードU アポカリプス | デカンディード | ★☆☆☆☆ |
| 13 | ★ | 新耳袋 10 | 木原浩勝・中山市朗 | ★★★☆☆ |
| 12 | ★ | UMA解体新書 | 実吉達郎 | ★★★☆☆ |
| 11 | ★ | 少女たちの日々へ2 | 青山静男 | ★★★☆☆ |
| 10 | ★ | 妖弄記 | 加藤一 | ★★★☆☆ |
| 09 | ★ | ニラサワさん。 | 韮沢潤一郎研究所 | ★★★☆☆ |
| 08 | ★ | ゲーム屋が行く! | 島国大和 | ★★☆☆☆ |
| 07 | ★ | 死にたい Vol.2 | タナトス編 | ★☆☆☆☆ |
| 06 | ★ | THE CHAT Ver2.1 | 椙本孝思 | ★★★★★ |
| 05 | ★ | トンデモ本?違う、SFだ! | 山本弘 | ★★★★☆ |
| 04 | ★ | ゲーム屋のお仕事 | 島国大和 | ★★★☆☆ |
| 03 | ★ | 封印作品の謎 | 安藤健二 | ★★★☆☆ |
| 02 | ★ | 日本オタク大賞 | 鶴岡法斎 | ★★☆☆☆ |
| 01 | ★ | THE都市伝説 | 宇佐和通 | ★★☆☆☆ |
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「冷や汗の向こう側」 三谷幸喜 (朝日新聞社)\1500 ★★★☆☆ ▲TOP 「三谷幸喜のありふれた生活」シリーズの4作目。いつもながら読みやすい体裁と内容だと思うのだが、そのフォーマットがどうも星新一の作法に似ているのが一因になっていると考えたのだがどんなものだろう。もちろん、挿し絵が和田誠というのも、そう感じさせる元になっているのではないかとも思うのだが。シナリオライターの日常と非日常を淡々と、しかし面白おかしくつづっている。テレビはほとんど見ないので、大河ドラマのことを書かれてもピンとはこなかったのだけれど、ね。 |
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「人類の月着陸はあったんだ論」 と学会 (楽工社)\1600 ★★★★☆ ▲TOP 「人類の月面着陸は無かったろう論」への反論として位置する一冊。それをと学会がレポートしているというところに意味があるのだが。アポロの月着陸への疑惑とトンデモ説についてはいろいろなところで目にする昨今だが、それらすべてに対して”科学的に”回答してくれる一冊である。特に、政治・思想な背景など、科学的な検証を離れた部分での解説に含蓄があり面白い。本書で紹介されている副島隆彦の文章を読んでいると、そのヒステリックな文体の随所に「幸福の科学」の大川隆法総裁と同様の匂いを感じてしまうのだが、どうだろう?で、こんだけ月面着陸はなかったと主張する人たちを笑っている俺自身はネッシーの存在を信じていたりして(^^; |
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「宇宙人の謎」 並木伸一郎 (学研)\950 ★★★☆☆ ▲TOP オてっきり重版を重ねただけと思いこんでいたのだが、く最近のUFO、宇宙人情報にも十分ページを割いているではないか。特に、日本国内でのUFOフラック゜については、あまり詳しく触れている書籍を知らないので、これはけっこう貴重かも。日本でも有名な接近遭遇事件について、当時小学生だった人がヤラセだったことを暴露していた漫画があったと思ったが、あれは誰のアシスタントだっただろうか? |
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「ゼブラーマン」 宮藤官九郎 (角川書店)\借り物 ★★★★☆ ▲TOP 映画の話は聞いていたが、それほど話題にするべき作品とも思えなかったのである。が、この脚本版をよんでびっくり、もしかしたら名作だったのかもしれない。作者の名前だけはいろいろなところでよく聞いていたが、こんなに面白いストーリーを作り上げるとは知らなかった。作中人物の台詞一つをとってもウイットに富んでいて、その性格設定がうかがえるような計算された作りである。これは、ぜひDVDも観てみなければ。 |
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「オーパーツの謎」 並木伸一郎 (学研)\950 ★★★☆☆ ▲TOP オーパーツ自体は昔から知っていたし、この本の存在も知ってはいたのだが、既知の情報ばかりだったので購入は見合わせていたのである。笠倉出版からコンビニ向けの廉価な漫画でオーパーツを扱ったものを読んで、結構知らなかった情報、新発見の遺物もあることを知り、買ってみた次第。オーパーツを聖書が事実であるとする論拠とする向きもあるようだが、俺は宗教的な解釈を全く廃したところからこの研究は進めるべきだと考えている。ただし、ここに観られるようなオーバーテクノロジーをどう説明するのか、はたぶん永遠の謎となってしまうのだろうが。俺個人は、歴史というものが多層になっているような時間軸を想定しているのだか、どうだろう? |
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「空想科学への大冒険」 未来科学研究所 (青春出版社)\514★★☆☆☆ ▲TOP 文庫版の雑学本の一冊。副題に「透明人間の作り方から絶滅動物の再生まで」とあるが、SFの世界で描かれてきた事象が、現代の科学でどの程度まで実現可能か、という話題を取り扱ったもの。ハード系SFとして読んでみることができるだろうか。現代のテクノロジーではまだ実現は難しいだろうが、着々と基礎研究が進んでいるものや、理論的に新しいものなど、さまざまなアイディアが紹介されている。個人的には、タイムトラベルの方法が実に現実的でわかりやすかった。 |
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「生協の白石さん」 白石昌則 (講談社)\1952 ★★☆☆☆ ▲TOP ネット発で書籍化される本のなんと多いことか。やっぱり、「電車男」あたりが火をつけたのだろうか。本書のことを知ったのもやはりネットで、それは結構早い段階だったのではないかと思えるのだが、Web上で読んだときの面白さ、新鮮さは、書籍化されたものを読んで、残念ながらそう感じることはできなかった。テキストサイトブームの侍魂のときもそうだったが、やはり、一発、インパクトで勝負、ということなのか。ひとことカードでの回答の文章は簡潔できちんとオチもついていて、見習うべき文章だとは思うのだが。これ、類似のサイとかブログ増えそうだなあ。 |
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「虚人魁人庚芳夫」 庚芳夫 (学研)\1700 ★★☆☆☆ ▲TOP 北海道新聞の書評で唐沢俊一氏が紹介していた本なのだが、あの”オリバーくん”を日本に紹介した人物として有名なのだそうだ。一般書店では探すことができなくてネットで注文したのだが、なかなか届かず結局取り寄せるのに半月もかかってしまった。内容は希代の”呼び屋”の自伝なのだが、トンデモ系として、ネッシー、オリバーくん、ノアの箱船に関わった部分が面白かった。つくづく思うのは、こういう仕事に関わる人たちの金銭感覚で、何億という単位での負債やらかき集めやら、とうてい想像がつかないなあということ。こういうスケールの大きい仕事には、俺は一生縁がないだろうな、ってことで(^^; |
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「放送禁止映像大全」 天野ミチヒロ (三才ブックス)\1300 ★★★☆☆ ▲TOP 筆者の名前は、最近とみになもち関連で目にするのだが、やはりB旧やらカルトやらサブカルやら、そっち方面に詳しい人ってのは同じ嗜好をもつものなのだろうか。以前に読んだことのある「封印作品の謎」(安藤健二)とだぶる部分も多いが、特撮、アニメから、映画や果ては時代劇まで、様々なジャンルにわたってまとめられているのが特徴だろう。この中で紹介されている、日本では公開中止になっている「mishima」という映画、あの三島由紀夫を題材としているものだが、実は俺、持っていたはずなんだが、いったいどこにやってしまったものか。 |
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「イマイと申します。」 日本テレビ報道特捜プロジェクト (ダイヤモンド社)\1429 ★★★★☆ ▲TOP この価格の高さはいかなものか、と最初は思ってしまったのだが、読み始めると止められない。架空請求を追求した報道記録なのだが、記録というだけあって、電話でのやりとりをリアルタイムで追うことができ、迫力があることといったら。当事者でないだけに、やりとりの面白さをじっくりと楽しむことができる。本書の体裁、文字サイズを大きくしたりゴシック体で表記するなど、かのテキストサイト系の読みやすさを彷彿とさせる。これは、おすすめできる一冊。 |
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「と学会年鑑 Rose」 と学会 (楽工社)\1350 ★★★☆☆ ▲TOP ひさびさのと学会本である。今回も「第12回トンデモ本大賞」選考の過程を大いにたのしませてもらった。本書で紹介されている中では、映画「思春の森」の発売、絶版までの経緯や、進化の起源をサメに求める説が面白かった。ただ、この頃のトンデモ関連ではUMAに関するニュースや言及が少ないのが残念。やっぱりオカルトじゃなきゃ、ね。 |
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「ドラゴンUMAの謎」 南山宏 (学研)\860 ★★★★☆ ▲TOP この頃、UMA(未確認動物)関係りニュースと出版が相次いでいるが、大御所の久々の本。本書では「古生物型UMA」に焦点を当ててその目撃例について紹介している。いろいろな本や雑誌で見たことのある情報もあるが、さすがにこの道何十年、初出の情報も含まれているため、新鮮な感慨をもって読むことができた。「日本の巨大水棲獣」という章では、池田湖のイッシーしか紹介していなかったのが残念。そういえば、わが北海道の郷里にあるクッタラ湖周辺に足跡が残されていたという事件、活字になった最初で最後が、本書の著者による書籍のあとがきではなかっただろうか? |
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「蠱猫 人工憑霊蠱猫01」 化野燐 (講談社)\924 ★★☆☆☆ ▲TOP バイオレンス、伝奇、気、ホラーとここ十年あまりの小説のエッセンスをつめ混んだような展開。まだ一巻目ということもあって、キャラクターの深みこそないものの、雑多な雰囲気がちょっと期待させる。鬼(き)という存在の有無について作中で登場人物によって議論されているが、どの立場に立脚して物語が進行してゆくのか、ちょっとわかりづらいところが。科学的な考証は無視して進めるのだろうか?登場人物がちょっとステロタイプっぽいのが気になるところ。 |
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「新版・生体解剖事件」 上坂冬子 (PHP研究所)\1500 ★★★☆☆ ▲TOP 墜落したされたB29爆撃機の飛行士の生体解剖にまつわる事件の裁判記録から掘り起こしたノンフィクション。昭和54年に発売されたものの新版である。裁判記録から読みとれる事実を筆者が積み上げ再構成していく過程は、ノンフィクションならではの迫力を持っている。戦時中の”特殊な”状態にあった人々の心理が描き出されるとともに、戦勝国が敗戦国を裁く戦争裁判の残酷さも訴えている。後味の悪い猟奇的な事件ながら、あとがきに至る静謐さに救われたような気がする。 |
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「社会派くんがゆく!逆襲編」 唐沢俊一・村崎百郎 (アスペクト)\1500 ★★★☆☆ ▲TOP オビに「世界一危険な社会時評」とあるのだが、確かに毒舌。しかしながらその語り口が非常にわかりやすい。良識のある人々が読むと眉間に皺を寄せるような物言いが延々続いているのだが、その行動原理と説明はいたって単純、ていねいで、誰にでも政治や経済の仕組みが見えてくるような書き方。特に、マイメディアではすでに封じられた感のある”イラク人質三邦人”事件について面白おかしく解説されている部分は、うなずける論調ではないだろうか。すでに既刊としてシリーズが3冊出ているようなので、機会があれば読んでみるつもり。 |
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「トンデモUFO入門」 山本弘・皆神龍太郎・志水一夫 (洋泉社)\1500 ★★★★☆ ▲TOP と学会メンバーによるUFO本。志水一夫については、「UFOの嘘」なども読んでいたのでUFO関連に造詣が深いことは知っていた。いままで”と本”ではずいぶん登場していたUFO組織・CBAについてもっと詳しく知りたかったというのがごく個人的にもの足りなかったところ。世界中のUFO情報と歴史について述べているのはいいのだが、やはり地元・日本の情勢についても詳しくしりたかったのである。本書はあやゆるUFO事件や歴史、コンタクティーについて触れている貴重な資料ともなるだろう。 |
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「靖国論」 小林よしのり (幻冬舎)\1200 ★★☆☆☆ ▲TOP 帯には「緊急出版」とあるのだが、何か当意即妙なタイミングでもあっただろうか、どうも思いつかないので、終戦記念日に合わせた駆け込み出版にしか思えないのだが。見覚えのある漫画が多く書き下ろしの少ないのがちょっと残念。「戦争論」の延長線上にあるような論調ではあるが、年に一度くらいこのようなことを深く考えてみるのも日本人の務めなのでは、と俺は思う。 |
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「UMA/EMA読本」 実吉達郎 (新紀元社)\1600 ★★★☆☆ ▲TOP 「UMA解体新書」の続巻。それぞれの本の内容の棲み分けが今ひとつわからないのだが。今回はUMA(未確認動物)以外にも、EMA(絶滅未確認動物)という造語が登場している。そういえば、俺の中には、40年も昔に札幌の円山動物園でニホンオオカミを見たという記憶があったのだが、もちろんそれは誤解だったらしい。たぶん剥製か何かがあったのだとは思うが。この本を読み始めた頃、中国の天池の謎の怪生物がまた多数に目撃されたという情報をネットで見た。どうもあやしい話ではある。 |
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「沖縄論」 小林よしのり (小学館)\1600 ★★☆☆☆ ▲TOP 新ゴーマニズム宣言スペシャル版の第何弾目かにあたる本。あの「戦争論」以来ちよっと心を動かされる作品が少ないのが残念である。俺個人としては、自衛隊りイラク派兵あたりについての意見を読みたいと考えているのだが。昔小林よしのりの好きだったところは、偏狭なまでに自分の論に自身をもって主張していたところだったのに、なんだか現在は主張のための主張になってしまっているような気がしてならない。今こそ”裸の王様”化していると誰かが指摘するべきなのだろうが。 |
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「昆虫の?が!になる本」 盛口満 (山と渓谷社)\950 ★★☆☆☆ ▲TOP 見開きの2ページで1エピソードという体裁でちょっともの足りないかなとも思ったのだが、簡潔なエピソードの積み重ねですいすい読むことができた。特に、昆虫に寄生するキノコの冬虫夏草の実態について解説と写真が載っているのがいい。探せば身の回りにありそうなところが。昆虫類は、寄生するものとかスズメバチくらいしか興味がなかつたのだが、時間があればちょっと調べてみたいものも出てきた。 |
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「世界UMA事件ファイル」 並木伸一郎 (学研)\860 ★★★☆☆ ▲TOP 既知のUMA情報に、あと最新の情報がちょびっと、という感じ。他の類似本でもこと足りるような気もしないではないが、月刊ムーに掲載されていた記事がまとめて読めると思えばいいか。本書では最近のUMA本の傾向としてスカイ・フィッシュにかなりのページを割いているのだが、どうもその日本での目撃証言には信憑性に掛けるものがあるようで。黒竜とか妖怪とかスカイ・フィッシュの巣とか、独自の解釈を加えているようなんだが、そういう非科学的に過ぎる部分がUMAの学術的に検討する価値を低めているように思えて仕方がない。北海道に済んでいながら屈斜路湖には数回しか訪れていないが、機会をみて道内のミステリースポットも訪れてみたいものである。 |
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「UMAの謎と全地球水没」 飛鳥昭雄・三神たける (学研)\950 ★★★☆☆ ▲TOP いわゆる”飛鳥昭雄”本である。ネッシーやシーサーペント等の目撃情報から、恐竜の哺乳動物説までいろいろとのっていて「エンターテイメントとして」読むぶんには楽しめるのだが、最後の最後になってノアの洪水伝説が出てくると、もう興ざめである。せっかくの検証や論拠も、聖書を持ち出された時点でもうウソくさくみえてしまうから、あら不思議、である。巻頭のカラー写真では、腕のない哺乳動物型シーサーペントのはっきりした写真やオゴポゴのカラー写真なども掲載さけていて資料的な価値は高いとは思うのだが、それら全てをだいなしにしてしまう結論づけはどうにかならなかったものだろうか。 |
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「A」 森達也 (角川文庫)\630 ★★★☆☆ ▲TOP 副題が「マスコミが報道しなかったオウムの素顔」。森達也というと、俺が読んだことがあるのは「スプーン 超能力者の日常と憂鬱」と「放送禁止歌」。どちらも、個人的な感情は廃してドキュメンタリーの手法に即して”記録”されたものだったと記憶している。今回は、あのオウム真理教に密着取材した映画の撮影裏話のような展開である。森達也一流のこだわりがそこにはあるようだが、どうも読んでいると後半になるにしたがって、そのこだわりが執着から惰性へとシフトしていくのではないか、と思えてしまうのだが。作品自体はDVD化されているので、機会があったら一度観てみたいとは思っているのだが。 |
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「バイオハザードU アポカリプス」 キース・R・A・デカンディード(角川ホラー文庫)\620 ★☆☆☆☆ ▲TOP ノベライズを読むのとDVDを観るのが前後してしまった。映像が先に頭にあったので、これをどう文章に表現しているのだろうか、と思っていたのだが、案の定、ノベライズにとどまっていて新しい発見はひとつもなかった。心理描写や状況説明にしても、映像から読みとれる以上のことはほとんど含まれてはいないし、なにより、ゾンビの恐ろしさというものが一切伝わってこない、これはどちらかというと、ゲームのノベライズという感覚ではないだろうか。 |
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「新耳袋 10」 木原浩勝・中山市朗 (メディアファクトリー)\1200 ★★★☆☆ ▲TOP この「新耳袋」シリーズもいよいよ完結である。以前書かれた物語の後日談にあたる話なども収録され、全十巻でうまくまとめた、という印象がある。他にも怪談本と呼ばれるものは山ほど出版されているが、このシリーズが一番読みやすかった。理由はふたつ。メディアファクトリー独特なのだろうか、この本の体裁や質感が手にしっくりくるということ、そして収録されている物語がウソくさくない、ということである。実話物恐怖談はどうしても類似のものが多くて興ざめしてしまうのだが、こまシリーズはひとひねりもふたひねりもしているので、読んでいてあきなかったのだろう。これを機会に、全十巻、もう一度読み返してみるつもりである。 |
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「UMA解体新書」 実吉達郎 (新紀元社)\1600 ★★★☆☆ ▲TOP ああ、テレビで見たことのある、あのおじさんが著者なんだ。と思いながら読むと、常体と敬体の入り交じったなかなかに味のあるこの文体もうなずける。何がなんでもUMAに結びつけるという狭量な考えではないところは大いに気に入ったが、最後の最後にスカイフィッシュが出てくるあたりはどんなみのだろう。羽虫の誤認ということでかたがついているはずだが…。この本、いろいろいなUMAについて報告されているのはいいのだが、図版が想像図だけで写真が1枚も使われていないのが残念。その点さえ何とかなっていれば、結構資料価値が高かっただろうに。 |
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「少女たちの日々へ2」 青山静男写真集 (飛鳥新社)\3300 ★★★☆☆ ▲TOP 書店で見かけて、おもわず心臓がキュッと縮む重いがした。あの懐かしい20年以上も昔に見た写真がそこにあったのである。確か、写真時代か何かの写真雑誌によく掲載されていたのではなかったか。少女写真という一ジャンルは、猟奇殺人と児童ポルノ規制ですっかり姿を消してしまったが、このソフトフォーカスとモノクロの美しいポートレイト写真に一時期は憧れたものである。モノクロのリバーサルフィルムで写真を撮るようになったのも、この絵柄があったからこそ、かも知れない、今回あと書きを読んで初めて、この写真家のことと、彼が予覚して死んだことを知った。ああ、俺のノスタルジーも。 |
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「妖弄記」 加藤一 (マイクロマガジン)\524 ★★★☆☆ ▲TOP 「書き下ろし実話妖怪談集」と銘打って、妖怪にまつわる話を集めている。よくある怪異談とは一線を画すという狙いはあるのだろうが、一反もめんや子泣き爺など、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪まで”実話”として出てくるため、この本全体に嘘くささが漂ってしまっているのが残念である。どうしてそんな構成にしてしまったのかなあ。しかしながら、これ、ルナティック。ウォーカー。シリーズの一巻としての刊行だが、この質で550円は正直言って安いと思う。続巻にも期待。 |
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「ニラサワさん。」 韮沢潤一郎研究所 (たま出版)\1000 ★★★☆☆ ▲TOP インタビューを中心として構成されたタレント本、の一種。韮沢氏はゴリゴリのアダムスキー派だとばかり思っていたのだが、結構柔軟な考えを持っていたのだなあ。それだけ、同じアダムスキー派の中でも派閥が乱立しているということなのだろうか。なんでもかんでもUFOと結びつけるUFOバカぶりはほほえましくさえある。基本的に誠実な人なのだろう、とも思う。 |
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「ゲーム屋が行く!」 島国大和 (朝日コミュニケーションズ)\1080 ★★☆☆☆ ▲TOP 前作「ゲーム屋のお仕事」に続くゲーム屋企画職第2弾。今回は、携帯電話のアプリやネットワークゲームなど、ゲーム界の広がりについて言及している。アジアを中心とする海外事情に触れているあたり、なんか悪意まで露わにしていて面白い。読み物としてはこれ以上軽いものはないのだろうが、すんなり読めてしっかり理解させるところが巧い、と言えよう。 |
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「死にたい Vol.2」 タナトス編 (バジリコ)\100 ★☆☆☆☆ ▲TOP ひとことつぶやきネタ、と簡単に括ってしまおう。もともとはネット上で募集したものだそうだが、なかなかどうして面白いことが掛ける素人がたくさんいるものである。ほとんどのものは読んでもクスリともできなかったりするのだが、中のいくつかは光を放っている、というか吹き出すくらい面白いものも。ただ、この本は2作目にあたるらしいのだが、わざわざ1作目を買おうとまでは…(^^; |
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「THE CHAT Ver2.1」 椙本孝思 (アルファポリス)\952 ★★★★★ ▲TOP 以前読んだ「THE CHAT」の続編。というか、いろいろな設定を引き継いではいるものの、内容はまた別物なのではあるが。途中ホラーっぽい要素が強くなっていくのだが、インターネットならではのトリックも交えて整合性はきっちりとられている。最後のドンデカン返しも、今回も見事に決まっていて、こっちが犯人では?と思っていたのがくつがえされるこの快感。この犯人、どうもシリーズ化されていきそうな勢いなのだが、TVや映画の「ケイゾク」を思わせるような不気味な設定はいいい。今回も最後まで一気に読み通すことができた。これはもっと話題になっていい作品なのでは? |
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「トンデモ本?違う、SFだ!」 山本弘 (洋泉社)\1500 ★★★★☆ ▲TOP ひと頃であれば全てトンデモ本というジャンルにひと括りにされていたかもしれないSFの数々。何しろトンデモ本の総本山のと学会会長が解説しているのだから、面白くないはずがない。また、SFというものの定義を知るうえでも非常に価値のある本になったのではないか。俺が昔から読んでいた本の名前もあちこちに見られて懐かしく、またうれしいものだが、「マイクロチップの魔術師」(ヴァーナー・ヴィンジ)が出てくるとは思わなかった。やっぱりあの作品を面白いと感じていたのは俺だけではなかったということでひと安心。 |
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「ゲーム屋のお仕事」 島国大和 (朝日コミュニケーションズ)\1500 ★★★☆☆ ▲TOP アニメ業界やゲーム業界でどのように作品が作られているのかは、近年ずいぶんと扱われるようになってきているような気がする。本書は、ゲーム制作の過程において、誰がどのような仕事をしているのかを詳細に解説している。初めはそれほど期待もせずに読んでいたのだが、とにかく書かれている文体や内容がわかりやすいもので、最後まですんなり読み通すことができた。読みやすさとわかりやすさ、という点では十分実用的。 |
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「封印作品の謎」 安藤健二 (太田出版)\1480 ★★★☆☆ ▲TOP 放送や出版などが禁止・自粛されている作品を追ったルポルタージュ。同様のものとして以前「放送禁止歌」(森達也/解放出版社/ホ1800)という本に5つ★をつけたが、本作もなかなかの読み応えがあった。特に、某P2P経由で手に入れた「ウルトラセブン」第12話の出自を知ることができたのがうれしい。巻末には、「戦後の主な封印作品」リストも掲載されていて、これもまた興味をそそる。ただ、出版社が太田出版なのと、題名からして何かの謎本のように聞こえてしまうので損をしている部分があるのでは、と気になったりして。 |
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「日本オタク大賞」 鶴岡法斎 (扶桑社)\1333 ★★☆☆☆ ▲TOP 昨年、「日本オタク大賞2004」という本を先に読んでいる。これ、先に出ている本書のほうが内容が”濃い”と言えるかもしれないな。2003-2004のオタク界というのはなんかフアッション化してきて、「オタクが格好いい」というヘンな誤解まであったような気がしてならない。こだわりのある「マニア」とこだわり「すぎる」オタクとを混同してはいけないんだが。 |
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「THE都市伝説」 宇佐和通 (新紀元社)\1400 ★★☆☆☆ ▲TOP 都市伝説にまつわる話や噂をまとめた本。同じ著者による同様の本はたくさんあるが、ひとつひとつのエピソードが簡潔にまとめられているという点ではとても読みやすくなっている。たいていの都市伝説とその起源についてはこの一冊で理解することができるだろう。後半に、著者が都市伝説を蒐集するきっかけとなった「TDL伝説」についての詳細な解説が載っているのだが、残念ながら謎解きの面白さを感じさせるまでには至っておらず、ちょっとくどい感じがしてしまった。 |