2000年に読んだ本
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  【2000年のまとめ】
年々、”本を読む”時間がどんどん少なくなってきている。
マンガは結構読むし、本も同じものを再読したりもするのだが。
何しろ、雑誌に関わる時間が多いのだ。
パソコン関係だとスクラップやら、CD付録からめぼしい
フリーウェアをコピーして分類やらしているので時間もかかる。
まとめて読む時間がなかなか取れないため、長編が読めない。
”積ん読”状態のまま死蔵している名作がどれほどあるか。
今年度の読書が31冊。なげかわしいことである…。
しかも、そのうち、★が4つ以上ついたものが一冊もない。
”並”程度の本を読むのに汲々としているのが、
これまた嘆かわしい限りではないか。
来年こそは!(2000年12月31日記す)



01木島日記大塚英志+森美夏角川書店★★★☆☆
02ホスピタル 1・2唐沢なをき白泉社★★★☆☆
03絶対ホラー狂時代別冊GON!ミリオン出版★★☆☆☆
04世界猟奇ショー唐沢俊一+ソルボンヌK子幻冬舎文庫★★☆☆☆
05脳天気教養図鑑唐沢商会幻冬舎文庫★★☆☆☆
06「インターネット犯罪帝国」渋谷洋一マイクロデザイン出版局★★☆☆☆
07
アングラインターネットウェアーズの世界」
栗林彰/稲村匠馬フォレスト出版★★☆☆☆
08「暗黒アジアンハッカーズ」クーロン黒沢 他太田出版★☆☆☆☆
09史上最強のオタク座談会A 回収岡田斗司夫・田中公平・山本弘音楽専科社★★☆☆☆
10キマイラ吼シリーズ15 キマイラ群狼変」夢枕獏ソノラマ文庫★★★☆☆
11「できるかなリターンズ」西原理恵子扶桑社★★☆☆☆
12「アイドルバビロン外道の王国」金井覚太田出版★☆☆☆☆
13Windowsのハッキングマニュアル2000back sectionデータハウス★★★★☆
142ちゃんねるの本2ちゃんねる研究会キルタイムコミュニケーション★☆☆☆☆
15「YES−NO小田和正ヒストリー」小貫信昭角川文庫★★☆☆☆
16「トンデモ予言の後始末」山本弘(と学会会長)洋泉社★★☆☆☆
17寿司屋のかみさんおいしい話佐川芳枝講談社文庫★☆☆☆☆
18理由は聞くな大人なら。いのうえさきこソフトバンク・パブリッシング★☆☆☆☆
19「ナース」  山田正紀ハルキ・ホラー文庫★☆☆☆☆
20「インドな日々」流水りんこ 朝日ソノラマ★☆☆☆☆
21史上最強のオタク座談会B 絶版」岡田斗司夫・田中公平・山本弘音楽専科社★★★☆☆
22「台湾論」小林よしのり 小学館★☆☆☆☆
23「陰陽師 付喪神ノ巻」夢枕獏文春文庫★★★☆☆
24「ここがヘンだよ!宇宙人」好奇心ブックス63双葉社★☆☆☆☆
25「富良野風話」倉本聰理論社★☆☆☆☆
26「原子水母」唐沢俊一・唐沢なをき幻冬社文庫★☆☆☆☆
27「おとなのしくみB」鈴木みそエンターブレイン★★★☆☆
28「怪体新書」唐沢商会光文社★★☆☆☆
29「偽造鑑定人秘調査ファイル」松村喜秀 講談社★★★☆☆
30「消えたマンガ家 ダウナー系の巻大泉実成新潮OH!文庫★★☆☆☆
31「消えたマンガ家 アッパー系の巻大泉実成新潮OH!文庫★★☆☆☆

  01/04 「木島日記」
                      ★★★☆☆ 大塚英志+森美夏 角川書店 ¥1000
   以前読んだ「北神伝綺」の姉妹篇だそうである。ムー大陸やロンギヌスの槍、
   偽史・偽書などオカルティックな作りで今後がなかなか期待される。 

  01/04 「ホスピタル 1・2」 
               ★★★☆☆ 唐沢なをき 白泉社 ¥710(1)¥790(2)
   ずっと探していたのだが、偶然みつけることができた。スプラッターコメディーで
   あるが、そういう映画の嫌いな人は生理的に読み進めることができないだろう。
   ネタ元のひとつである映画、「死霊のしたたり」「(同)2」は一見の価値ある映画で
   ある。観てから読むも良し。 

  01/08 「絶対ホラー狂時代」 
                            ★★☆☆☆ 別冊GON! ミリオン出版 ¥648
   ホラー全般に関わる小説、映画、漫画、音楽等を総覧したもの。あまり目新しい
   ものはないが、そこそこ楽しめる。「事件記者コルチャック」に関する記事があった
   が、再評価されているのか? 
  01/16 「世界猟奇ショー」 
                   ★★☆☆☆ 唐沢俊一+ソルボンヌK子 幻冬舎文庫 ¥457
   同作者による「大猟奇」の続編。今回は、殺人事件や、死体に関わる話題が多い
   ように思われた。個人的には、寄生虫の話題が好きだ。 
  01/16 「脳天気教養図鑑」 
                               ★★☆☆☆ 唐沢商会 幻冬舎文庫 ¥457
   同作者による「ガラダマ天国」の続編…と思っていたのだが、実際はこちらの方が
   早かった。前半”食”に関わる部分は面白かったのだが。 

  02/16 「インターネット犯罪帝国」
               ★★☆☆☆ 渋谷洋一 マイクロデザイン出版局 ¥1200
   ハッキングやウィルスからアダルトまで、インターネット上にはびこる犯罪について
   紹介。実際に起きた事件の紹介あり。テクニック集では、ない。 

  02/16 アングラインターネットウェアーズの世界」
              ★★☆☆☆ 栗林彰/稲村匠馬 フォレスト出版 ¥1500
   ホームページ編、シリアル編、FTP編に分けて、Waresを扱う際のテクニックに
   ついて紹介されている。一般的な解説で、わかりやすい。

  02/16 「暗黒アジアンハッカーズ」
     ★☆☆☆☆ クーロン黒沢/鶴見和昭/マミヤ狂四郎 太田出版 ¥1680
   主にニセファミコンや違法CDについての記事。アジアでのそれらの現状について
   知ることはできるが、興味がなければ、それまで。 
  02/16 史上最強のオタク座談会A 回収
         ★★☆☆☆ 岡田斗司夫・田中公平・山本弘 音楽専科社 ¥1500
   「史上最強のオタク座談会・封印」の第二弾。前作は主にアニメについて語って
   いたが、今回は特撮がメインに。とは言っても、多岐に渡る分野に話が飛躍して、
   なかなかに楽しめる。 

  04/13 キマイラ吼シリーズ15 キマイラ群狼変」
                    ★★★☆☆ 夢枕獏 ソノラマ文庫 ¥476
   待望のキマイラ吼シリーズ第15弾。今回は、何やら時代物の冒険活劇シリーズの
   ような感じ。キマイラの正体が、人体の遺伝子に含まれるあらゆる生物の情報、と
   いう展開を予感させる。また、円空拳や鬼剄の発祥を思わせる中国武術のシーンが
   多い所も楽しめた。 

  06/10 「できるかなリターンズ」 
                                  ★★☆☆☆ 西原理恵子 扶桑社 ¥952
   前作の「鳥頭紀行」2作品と「できるかな」を足して2で割ったような感じ。
   不条理っぽさも少しないまぜになって若干パワーアップしたようではあるが。 
  06/18 「アイドルバビロン外道の王国」 
                                    ★☆☆☆☆ 金井覚 太田出版 ¥777
   以前から、インターネット上のいろいろな掲示板では耳にした書名だったので、
   一応、「いつかどこかで出逢ったら読むリスト」には入れておいたが、今回インター
   ネット通販で購入。知り合いが、「あなたは外道的な関わり合い方をする」と言って
   いたのだが、本書を読んでも、どうもピーンと来ない。アイドルにも全然興味がない
   し。ただ、何にでもコジツケを求めていく象徴学的な文章を書いていた時期のことを
   指していたのかも知れないな、とは感じた。インターネット上で見聞きしていた方々
   が登場するのは、面白い。 

  07/02 Windowsのハッキングマニュアル2000
                  ★★★★☆ back section データハウス ¥2300
   巷に溢れる”ハッキング本”の一冊。改訂版とあるが、確か前作も買ったはずなのだ
   が、読んではいない。内容は初級〜上級まで細かいテクニックを含めていろいろと
   紹介されている。この通りの手順で試してみたいとは思わないが、何かとクラッキング
   されることの多いサーバーの管理者としては、とてもためになった

  08/01 2ちゃんねるの本
        ★☆☆☆☆ 2ちゃんねる研究会 キルタイムコミュニケーション ¥1050
   巨大な掲示板サイト「2ちゃんねる」の紹介と主な話題の記事の抜粋。どう考えて
   もこの価格は高い!でも、中身はまあまあ笑えるものもあった。まあ、リアルタイムで
   掲示板チェックすればいいだけの話。

  08/10 YES-NO 小田和正ヒストリー」 
                                   ★★☆☆☆ 小貫信昭 角川文庫 ¥533
   元オフコース(と言って通じるのか?)の小田和正の活動の軌跡を描いたノンフィクション。
   オフコースに関しては、その解散までを描いた山際淳二「Give up」(角川文庫)が
   秀逸だった。ミュージシャンのルポものでは、他にも、浜田省吾や佐野元春に関する
   ものを読んだが、共通して感じたのは、幼少のエピソードなど、音楽に関わる以前の
   ものは必要ないということ。純粋なファンならば、そこに価値を感じるのではあろうが。
   上に揚げた三者は全て学生時代の音楽活動と大きく関わっており、個人的にはとて
   も懐かしい思いがした。

  08/13 「トンデモ予言の後始末」
                   ★★☆☆☆ 山本弘(と学会会長) 洋泉社 ¥1500
   同著者による「トンデモノストラダムス本の世界」続編。冒頭まえがきにある、の
   「ノストラダムスに決着をつけよう」という言葉は本当に意味深長だ。なぜならば、
   私自身も、1999人類滅亡のトラウマを抱えて生きてきた人間だから。終末ブーム
   のあの狂乱のあと、この本のように、その後の”検証”を試みるものがでてきてくれた
   ことが、正直嬉しい。 
  08/18 寿司屋のかみさんおいしい話」 
                                  ★☆☆☆☆ 佐川芳枝 講談社文庫 ¥467
   同著者による寿司屋のかみさん・うちあけ話続編。異常なまでに偏食な私が、
   食べ物の本を読むと、実際に食べてみたくなるから不思議である。寿司屋のカウン
   ターで食べたのは、三年ほど前になるだろうか。最初で最後になったが(^^;。
   寿司の旨いまずいはよくわからないが、私が食べれるのが旨い寿司なのだ、たぶん。

  09/10 理由は聞くな大人なら。
                ★☆☆☆☆ いのうえさきこ ソフトバンク・パブリッシング ¥1500
   漫画、とくくって良いのだろうか。とにかくそうう本。たまにしか行かない本屋で平積み
   になっていたのでそのうち買おうと思ったのだが、他の店には売っていない。先日
   その本屋にいったら一冊だけ残っていたので購入。DOS/Vmagazineに掲載されて
   いた漫画だったそうだが、扉の題名の面白さに惹かれた。
   「なつなつなつなつなつなつなつなつなつここのつ」とか。

  09/24 「ナース」       ★☆☆☆☆ 山田正紀 ハルキ・ホラー文庫 ¥571
   確かに、題名だけ読んで買った可能性は皆無。墜落したジャンボ機の犠牲者たち
   がゾンビ化し、それに立ち向かう日本赤十字の看護婦達、というような内容。大好き
   な”ゾンビもの”を期待して読み始めたが、スプラッター描写はともかく今ひとつ。確
   かに、最後まで一気に読み進めたのだが…。ゾンビ化の原因は、平井和正の「ゾン
   ビー・ハンター」のよう。で、ラストシーンは夢枕獏の「遙かなる巨神」といったところ
   だろうか。それにしても、墜落したジャンボ機の犠牲者の遺体の描写が、明らかに
   御巣鷹山日航機墜落事故を意識しているが、これはナニカに引っかからないのか?

  10/10 「インドな日々」     ★☆☆☆☆ 流水りんこ 朝日ソノラマ ¥676
   「トルコで私も考えた」(高橋由佳利)系の、紀行ルポと外国人との結婚を描いた漫
   画。一見して1000円くらいの本かと思ったが、安かったので(笑)購入。インドは、
   是非一度行ってみたい国。

  10/11 史上最強のオタク座談会B 絶版」
           ★★★☆☆ 岡田斗司夫・田中公平・山本弘 音楽専科社 ¥1500
   「史上最強のオタク座談会」シリーズの最新刊。(もしかして、最終刊?)今回は、
   ギャルゲー、アニメ、アニソンとオタク心をくすぐるテーマぞろいなのだろうが、残念
   ながらあまり興味がない方面。それにしても関西弁の語り口だとこんなにもテンポよ
   くなるものなのだろうか。また、まえがきの代わりに掲載してあるゲラ原稿と、そこに
   書き加えられている3人のツッコミが、また笑えるのだ。

  10/12 「台湾論」         ★☆☆☆☆ 小林よしのり 小学館 ¥1200
   「戦争論」のノリを期待して読んだが、ちょっと期待はずれかも。日本人に敵対心を
   持っていないアジアへの旅行ってのもいいな…と少し考えたりしていたのだが、
   台湾はひとつの選択肢となるのかもしれない。そういえば、中国へ行った時の
   レポートはいつまとまる?<自分

  11/25 「陰陽師 付喪神ノ巻」   ★★★★☆ 夢枕獏 文春文庫 ¥476
   「陰陽師 飛天ノ巻」に続く安倍清明シリーズの続巻。岡野玲子による漫画版は
   どんどん先に進んでいくようだが、小説版は、これはこれでいいペースかも。
   妖怪退治、という一ジャンルを越えての哲学的な趣がまたいい。今回、蘆屋道満が
   登場し、またまた物語がふくらんでいきそうな気配に期待大。

  11/26 「ここがヘンだよ!宇宙人」 
                              ★☆☆☆☆ 好奇心ブックス63 双葉社 ¥933
   特撮映画や実際に起こった(とされる笑)遭遇事件の中から宇宙人を分類し、
   考察したもの。ロズウェル事件やMJ−12文書に関する経緯は簡潔にまとめられ
   ていてわかりやすかったが…。
  12/08 「富良野風話」       ★☆☆☆☆ 倉本聰 理論社 ¥1500
   「財界」に連載されたエッセイを収めたもの。残念ながら、ほとんど楽しめるもの
   ではなかった。宮崎駿に然り、環境問題を論ずるあたりから、どうしても説教臭い
   文化人、という感じになってしまうのだ。当たり外れが激しい。
  12/09 「原子水母」 ★☆☆☆☆ 唐沢俊一・唐沢なをき 幻冬社文庫 ¥457
   あとがきで作者曰く「エッチを全面に出した」「品のない漫画」であるが、確かにその
   通りかも。実験的な作品もあり、きっと好みは分かれるに違いない。立ち読みでも
   よかったか。
   12/10 「おとなのしくみB」 ★★★☆☆ 鈴木みそ エンターブレイン ¥950
    この作者、企画「ごっこ」をさせたら超一流ではあるまいか。小説のネタやゲームの
    企画として実現してもおかしくないアイディアが一杯。情報量も多くて、読み応え
    十分。
   12/11 「怪体新書」       ★★☆☆☆ 唐沢商会 光文社 ¥1359
    カラー多用なので仕方がないのだろうが、ちょっと高かったかも。内容は、今回は
    人体に関わる蘊蓄をネタにしている。
   12/17 「偽造鑑定人秘調査ファイル」
                     ★★★☆☆ 松村喜秀 講談社 ¥1700
    主に紙幣の偽造と鑑定について書かれている。鑑定の手順や看破するポイント
    などが詳しく述べられているのが面白かった。
   12/28 「消えたマンガ家 ダウナー系の巻
                                ★★☆☆☆ 大泉実成 新潮OH!文庫 ¥600
    いつの間にか姿を消してしまった人気マンガ家を追った追跡ルポ。山田花子に
    ついては、確か自殺日記も出版されていたと記憶しているが。文中での、  
      マスクは分裂症の症状である「犬顔」(寄り目になって口が突き出る)を隠すためらしかった。       
    の記述にもあるように、精神を病んでしまう場合が多かったようだ。
    「ダウナー系」と言うとガロ、っていうイメージがあるのだが。
    12/31 「消えたマンガ家 アッパー系の巻
                                 ★★☆☆☆ 大泉実成 新潮OH!文庫 ¥638
     消えたマンガ家シリーズ第2弾。ダウナー系との括り分けは、「昇りつめた挙げ
     句に自爆」(^^だそうであるが、今ひとつわからない部分もある。今回は「少女マ
     ンガ家は、なぜ教祖になってしまうのか」と題した前中後篇が、とても面白かった。
     オカルト業界話とも繋がっているという部分で。
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