1998年に読んだ本
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jump書名著者名評価
01 スーパーロボットの動かし方非日常研究会★☆☆☆☆
02 コンピュータ犯罪驚愕の事件ファイル中見利男★★☆☆☆
03 海賊版ビジネスの世界別冊宝島365★★★☆☆
04 オトナのハッカー・世界暗黒電脳列伝クーロン黒沢・他★★★★☆
05 FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる青山純一・他★★☆☆☆
06 コンピュータ 悪のマニュアルH&Cクラブ★★★★★
07 長野オリンピック騒動記
相川俊英
★★★☆☆
08

クマグスのミナカテラ
内田春菊
★★☆☆☆
09

気持ちいいクスリの作り方
別冊宝島264
★★☆☆☆
10

キマイラ縁生変(キマイラ吼シリーズ14)
夢枕獏
★★★★☆
11

女教師のア・ブ・ナ・イ話
キャンパスプレス篇
☆☆☆☆☆
12

超人気ホームページ101の黄金律
文内田あ也
★★☆☆☆
13

ビデオ会議・電子会議の始め方
原 隆
★★★☆☆
14

インターネットサーバーづくり らくらくガイド
北海道新聞社
★★★☆☆
15

トンデモ世紀末の大暴露
と学会
★★★☆☆
16

鳥頭紀行・ジャングル篇
西原理恵子
★★★☆☆
17

鳥頭紀行・ぜんぶ
西原理恵子
★★☆☆☆
18

ガラダマ天国
唐沢商会
★★★★☆
19

北海道青空日記
はた万次郎
★★☆☆☆
20

トンデモノストラダムス本の世界
山本弘(と学会会長)
★★★☆☆
21

戦争論−新ゴーマニズム宣言−
小林よしのり
★★★★★
22

洗脳の楽園 ヤマギシ会という悲劇
米本和広
★★★★★
23

宮崎勤裁判(下)
佐木隆三
★★★★☆
24

全真相坂本弁護士一家拉致殺害事件
江川紹子
★★★☆☆
25

悪魔の発明 異形コレクションIV
井上雅彦
★★★☆☆
26

怪物図鑑2001
怪物図鑑編集部
★★☆☆☆
27

イラスト事典・大道芸大全
馬越ふみあき
★★☆☆☆
28

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便
飯塚訓
★★★★★
29

文藝百物語
井上雅彦、他
★★☆☆☆
30

オンリーミー 私だけを
三谷幸喜
★★★★☆
31

裏ゲーム読本
橋本和明、他
★☆☆☆☆
32

新・魔獣狩り 4 狂王編
夢枕獏
★★★☆☆
33

新・魔獣狩り 5 鬼神編
夢枕獏
★★★☆☆
34

死者たちの宴」(上)(下)
スティーヴン・キング他
★★★★☆
35

聖楽堂酔夢譚
夢枕 獏
★★★☆☆
36インターネット危機一髪岬 兄悟★★★★★
37 「トンデモ予言者大集合」山田高明★★★☆☆
38「オウムと私」林 郁夫★★★☆☆
39「大猟奇」 唐沢俊一・
ソルボンヌK子
★★☆☆☆
40「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」周坊正行★★★★☆
41「陰陽師 飛天ノ巻」夢枕獏★★★★☆
42「怪文書スキャンダル読本」ワニの穴9★☆☆☆☆


01/18 「スーパーロボットの動かし方」   非日常研究会 同文書院 ¥1300 ★☆☆☆☆ いわゆる謎本との差別化をはかりたかったのだろうが、内容には、はっきり言って新鮮味はなかった。ロボットを操縦するヒーローとはこうあるべきというのがそれぞれのアニメのエピソードから語られてはいるのだが、科学的な掘り下げ方がちょっと…である。¥1300は高い!
01/18 「コンピュータ犯罪驚愕の事件ファイル」              中見利男 青春出版社 ¥476 ★★☆☆☆ ハッカーを始めとしたコンピュータ犯罪の手口を、ノンフィクション風の読み物にまとめたもの。短編小説になっていて非常に読みやすかった。内容はいろいろなところに書かれているものの焼き直しだが、軽い読み物としてはきちんと押さえられている。
02/04 「海賊版ビジネスの世界」            別冊宝島365 宝島社 ¥743 ★★★☆☆ さまざまな「海賊版」商品の売買手口から流通までを網羅した一冊。最近の別冊宝島らしく、パソコン・ゲーム・インターネットものも解説されているが、ジャンルが偏っていないため、面白く一気に読み終えることができた。
03/02 「オトナのハッカー・世界暗黒電脳列伝」
   クーロン黒沢・他 ジャパンミックス ¥1500 ★★★★☆
「別冊宝島系」の本だが、なにやら胡散臭い雰囲気がプンプンしている。いわゆる、「裏インターネット本」の一冊だが、内容は多岐に渉っていて、飽きさせない。ひまつぶし以上の価値のある本だった。おすすめ。
03/27 「FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる」            青山純一・他 (株)ディーアート ¥2400 ★★☆☆☆ 自分自身でwwwサーバーを立ち上げてみたいと思い立ち、できるだけわかりやすそうな書籍を探してみた。結局UNIを理解するには時間がかかるということで、フリーウェアを利用しての実験に成功した。実験結果はここ
03/27 「コンピュータ 悪のマニュアル」              H&Cクラブ データハウス ¥1900 ★★★★★ これもよくあるインータネットの裏技本、と思って読み始めたのだが、読み応えは十分だった。データハウスの暴露本はあまり品がよろしくなく(笑)好きではないのだが、今回でちょっと見直した。とにかく、ハッキングやクラッキングの「具体的」で「詳細」な方法が満載されている。願わくば この本が発売中止にならないことを…。絶対に買い!である。
03/27 「長野オリンピック騒動記」                    相川俊英 草思社 ¥1600 ★★★☆☆ 長野オリンピックの招致運動から開催までの裏事情をレポートしたノンフィクション。緻密な取材と具体的数字によっての切り口がなかなか読ませる…のではあるが、いかんせん著者の「サヨク的」な方向性が、時折顔を覗かせるのが少々鼻にもつく。これは開催寸前までの話なので、後日談を読んでみたい気はする。
03/27 「クマグスのミナカテラ」                  内田春菊・画 新潮文庫 ¥743 ★★☆☆☆ 博物学者で奇人として知られる「南方熊楠」の伝記マンガ。結構読ませるのだが、未完で中絶してしまったのでは…。
04/11 「気持ちいいクスリの作り方」                  別冊宝島264 宝島社 ¥714 ★★☆☆☆ 合法ドラッグということで、クスリやタバコ等、市販していて合法的に手に入るものでなんとかして気持ちよくなろうとする実践(?)本。まあ、犯罪に手を染めないためには、この程度で我慢しておくのが無難かな…という程度の内容。
04/12 「キマイラ縁生変(キマイラ吼シリーズ14)                   夢枕獏 ソノラマ文庫 ¥476 ★★★★☆ 続巻の案内を見かけてから一年間、全然書店に並ばず、直接取り寄せても発売されていないというのは、どういうことかと思っていたら、ようやく出た。連載されていた掲載誌が休刊になっていたのだ。内容は期待に違わずで次が楽しみ。このシリーズ読み始めたのが、確か大学に入った頃だから、かれこれ16年…。その後私の読んだいろいろな分野の書物の内容と本書に登場する事物がようやくリンクしてきて、今一番面白い時かも。
04/22 「女教師のア・ブ・ナ・イ話」             キャンパスプレス篇 にちぶん文庫 ¥480 ☆☆☆☆☆ ノーコメント。買う必要なし。
04/22 「超人気ホームページ101の黄金律」             文内田あ也 KKベストセラーズ ¥1295 ★★☆☆☆ 「月10万ヒット」を目指して、ホームページの作成から登録の仕方、PRの仕方まで紹介。よくあるHOW To本の類だが、私は7ヶ所ほど付箋を貼ってある。ちょっとした工夫の目のつけどころが、なかなかよい。
04/25 「ビデオ会議・電子会議の始め方」                    原 隆 同文書院 ¥1362 ★★★☆☆ CU−SeeMe、NetMeeting等、インターネット上でのTV電話会議について解説したもの。実際のソフトの設定について大部分を割き、初心者・入門者にはわかりやすい作りになっている。
04/25 インターネットサーバーづくり らくらくガイド」                  北海道新聞社 ¥2600 ★★★☆☆ インターネット上に自分自身のサーバーを立ち上げるまでを、初心者・入門者向けに説明。wwwサーバー、DNSサーバー、メールサーバーのひと通りがわかる。せっかくフリーソフトウェアが紹介されているのだから、CD−ROM付録ぐらいついていても。この価格は高い。
06/18 「トンデモ世紀末の大暴露」              と学会  イーハトーヴ出版  ¥1300 ★★★☆☆ トンデモ系の本家による、と学会の例会報告集。さまざまな分野について、いろいろな会員の報告が寄せされている。多彩で結構読み応えもある。
06/23  「鳥頭紀行・ジャングル篇」                西原理恵子 スターツ出版 ¥1000 ★★★☆☆     「鳥頭紀行・ぜんぶ」               西原理恵子 朝日新聞社 ¥952 ★★☆☆☆ 「これは漫画だよな…。」とか思ったが、一応紀行文の形式なので。サイバラのいつものあのタッチの絵で、淡々と(?)語られている。他で記憶に残っている紀行文といえば、アフリカのコンゴの奥地恐竜の生き残りを探しに行く、とかあるが、、実際に自分で行くことのできる場所について書かれている方が、私的には読みやすい。
06/29 「ガラダマ天国」      唐沢商会 ぴあ ¥980 ★★★★☆ 作家の唐沢俊一と漫画家の唐沢なをき兄弟による、「濃い」ネタ満載の時事日記風の読みもの。そこかに出てくるちょっとしたネタに自分の知識がリンクしていたりすると、とてもうれしかったりする。ちなみにこの二人は北海道出身。
06/29 「北海道青空日記」  はた万次郎 集英社 ¥1000 ★★☆☆☆ 漫画家はた万次郎「画伯」の、北海道での生活をつづった、エッセイ漫画、というよりも絵日記、か。同じ作者による同様の本である「アブラコの朝」(集英社文庫版)の方が、量的にも、時系列的にも、読み応えがあった。
07/18 「トンデモノストラダムス本の世界」              山本弘(と学会会長) 洋泉社 ¥1400 ★★★☆☆ 相変わらずの「トンデモ本」のシリーズ。今回は、ノストラダムスの大予言に的を絞って、いろいろな本や人物を紹介している。私がノストラダムスの予言を知ったは小2の頃。「自分は36歳くらいで死んじゃうんだ。」とか考えていた記憶がある。前半はとても興味深く読めたのだが、後半は数多いノストラダムス本を列記しているだけで読む価値なし。審判の1999年まで、あと一年である。
07/18「戦争論−新ゴーマニズム宣言−」                  小林よしのり 幻冬舎 ¥1500 ★★★★★ 愛国心のある方だと自分では思っているが、他人から見ると「右より」だとか「戦争を肯定している」とか言われる私である。この漫画はボリュームもあって内容的にも読みごたえのあるものであった。戦後50年を過ぎ、数々の場で総括されつくしたように思われるが、先人の死や苦労を冒涜するような現代の世論にはうんざりしている。「戦争反対」ではあるが、かと言って今の「平和な」世の中のすべてが正しいとも思えない。作者の意見に賛成だ。一読の価値あり!
07/27 「洗脳の楽園 ヤマギシ会という悲劇                    米本和広 洋泉社 ¥2200 ★★★★★ 読み応え十分で中身も充実している。新・新宗教関連の本は、オウムにしろ幸福の科学にしろ、統一協会にしろ、今までずいぶん読んできたが、会の内実をここまで調べあげてきたものは今まであまりなかった。自己改革セミナー(?)「特講」の過程も、事実として十分な記録となっている。教育や児童心理にふれた場面もわかりやすく、納得しうるものとなっている。同じ著者による、「大川隆法の霊言」(JICC出版・¥980)は、ギャグとブラックユーモアを交えたものであったが、ここまで真剣に向き合ってルポする人だとは知らなかった。同様の潜入ルポルタージュを扱っている、「洗脳体験」二澤雅喜・他(JICC出版)¥1250も併せて読みたいものである。久しぶりに、堪能。
08/07 「宮崎勤裁判(下)」                  佐木隆三 朝日新聞社 ¥1800 ★★★★☆ ずっと関心を寄せていた宮崎勤事件の裁判の全記録。途中精神鑑定での対立等があったが、やっと六年余りの審議にも決着が着いた。判決は、おおかたの予想どおりの「死刑」求刑。「宮崎勤精神鑑定書」瀧野隆浩(講談社¥1545)によれば、多重人格の診断もありうるそうだが、あくまでも、「本人の言い分をそのまま聞けば」である。事件の重要性、特に同じような犯行を何度も繰り返していることから弁明の余地なし、であろう。今ふと気づいたが、この本全三巻である。しまった!(中)はまだ読んでない。さっそく探しに行かなくては。
08/07 「全真相坂本弁護士一家拉致殺害事件」                   江川紹子 文藝春秋 ¥1524 ★★★☆☆ 実録ものとして読むにはいいが、人となりを紹介している部分はどうも、という気がする。とは言え、様々な資料を駆使して、いろいろな立場から時系列に沿って、事件の進行を追っていく手法は効果を上げている。秀作かな。
08/07 「悪魔の発明 異形コレクションIV                   井上雅彦 廣済堂文庫 ¥762 ★★★☆☆ 書き下ろしホラーアンソロジーの、シリーズ第4作目。アンソロジーのいいところは、いろいろな作家の作品を楽しめるところ。特に、日本のホラーアンソロジーは数が少ないので楽しめた。角川ホラー文庫で似たような企画があったが、完全に人選ミスだったし。こちらの方がよかった。国産ホラーも、なかなかあなどりがたし。
08/09 「怪物図鑑2001」               怪物図鑑編集部 技術評論社 ¥1480 ★★☆☆☆ ひとことで言えば、グッズカタログ。懐かしいものや怪しげなものがたくさんあって結構楽しめた。
08/11 イラスト事典・大道芸大全」                  馬越ふみあき 同文書院 ¥1300 ★★☆☆☆ 日本・海外と分けて、さまざまな大道芸の種類と歴史を紹介している。HowTo本ではないのだが、見やすいイラストで、楽しい。ピエロやマイムの実践本としては、「ピエロの必笑術」上原木呂(21世紀ブックス・主婦と生活社¥750)がよいが、自分でやるのは、ちょっと。
08/15 「墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便                     飯塚訓 講談社 ¥1500 ★★★★★ 文句なしの5つ星。1985年8月12日に墜落した日航機墜落の際の遺体の身元確認を指揮した著者によるノンフィクション。寝る前に何気なく読み始めたのだが結局最後まで読み通してしまった。読んでいて何度も涙の出てくる場面が。自分の「死」というものを考えた。
08/18 「文藝百物語」  井上雅彦、他 ぶんか社 ¥1500 ★★☆☆☆ 確かに怖い話もあるにはあるのだが。なんだか、出演者たちが互いの怪談を聞かせあいながらはしゃいでいる姿が目に浮かぶようで、白けてしまう場面が多々あった。「自称・霊感の強い」人の話を聞かされているようで、興ざめする。
08/27 「オンリーミー 私だけを                    三谷幸喜 幻冬舎文庫 ¥571 ★★★★☆ 本を読みながら声に出して笑ったのは、いつが最後だったろうか。久しぶりで、そんな感じだった。考えてみれば、著者の三谷氏のあの容貌が記憶の中にあるからこそ、これだけのオカシサを感じることができるのかも知れないが。他のエッセイも読みたくなってしまった。
08/27「裏ゲーム読本」橋本和明、他 オークラ出版 ¥1714 ★☆☆☆☆ 別冊宝島でよくあつかっているような、内容である。エミュレータ、マジコン、CD−Rとよく聞く話題ばかり。付録CDはついているものの、これは高すぎる。
08/28 「新・魔獣狩り 4 狂王編                       夢枕獏 祥伝社 ¥800 ★★★☆☆ ずっと積んであった本だったが、ようやく読んだ。スリリングな展開でなかなかに読ませるのはいつものことだが、一巻で二日間しか経っておらず、少々の物足りなさもある。
08/29 「新・魔獣狩り 5 鬼神編                      夢枕獏 祥伝社 ¥800 ★★★☆☆ 引き続き、続巻を一気に読破。新たな登場人物が次々と出てくるので、人間関係を把握するのに一苦労。半年以上経っているので、そろそろ続巻が出る頃か。いや、もう出ているのかも知れないが。
09/19 「死者たちの宴」(上)(下)         スティーヴン・キング,ロバート・R・マキャモン他 集創元推理文庫                             各¥640 ★★★★☆ 私の大好きな「ゾンビ」をテーマにしたアンソロジー集。随所にオリジナルな解釈があるものの、基本的にはジョージ・A・ロメロの映画世界を踏襲している。欧米のアンソロジー集は、版権やマネージメントの関係か書き下ろし中心のようであるが、古典作品ものの「ゾンビ」も読んでみたい気もする。
09/12 「聖楽堂酔夢譚」  夢枕 獏 集英社文庫 ¥650 ★★★☆☆ よくある自伝的青春遍歴の文章。いろいろな作品の成立までの紹介もする予定であったそうで、それを楽しみにして読み進めていっただけにちょっと残念。偽書の構成はなかなかしっかりしていてラヴクラフトや半村良のようではあった。
09/12 「インターネット危機一髪」                    岬 兄悟 廣済堂 ¥1600 ★★★★★ 著者自身が前書きの中で言っているように、「初心者にとって結構役立つ」情報である。具体的にURL等が紹介されているわけではないのだが、インターネットの「暗黒面」にどのようなものがあるのかを知るには十分だろう。
10/15  「トンデモ予言者大集合」

                   山田高明 KKベストセラーズ ¥1330 ★★★☆☆
「と学会」の本を真似て(ページ構成等)作られている本である。が、内容はなかなかに楽しませてくれる。本の副題に「地球が滅びなかったらどうするの!?」とあるが、本書では様々な予言書籍の内容と作者、宗教性について述べられている。ほとんどの「自称」予言者がなんらかの新興宗教にカラんでいるのが興味深いところであろう。


10/25  「オウムと私」         林 郁夫 文藝春秋 ¥1857 ★★★☆☆

一連のオウム事件での林被告の手記。文藝春秋に掲載されたものであろう。前半の自己の半生はあまり面白味のあるものには思えなかったが、後半「事件」への関わりが出てくる段になって、林被告の精神的・宗教思想的なスタンスに大いに関わってくるものがあった。悔悟の念を綴った文章であり心をうつものであるが、それでも「なぜ?」と問わずにはいられない。


11/24  「大猟奇」        唐沢俊一・ソルボンヌK子 幻冬舎文庫 ¥457 ★★☆☆☆

寄生虫や性、犯罪等の話を集めた、悪趣味エッセイ。以前紹介した「ガラダマ天国」唐沢商会(ぴあ¥980)と同様の内容で、まるで同じネタも。                           


11/09  「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」
                           周坊正行 太田出版 ¥1800 ★★★★☆
映画『Shall we ダンス?』が全米で公開されるに至るまでの、監督自身による、配給会社とのやりとりやキャンペーンの様子を綴ったもの。日本と外国との生活習慣・商習慣の違いが浮き彫りにされており、楽しく読むことができた。特に、外国のマスコミの質問内容では、日本の伝統的な文化に触れるものが多く、われわれ日本人が諸外国からどのように思われているのか、興味深いものがあった。
12/20  「陰陽師 飛天ノ巻」 夢枕獏 文春文庫 ¥448 ★★★★☆
「陰陽師」連作短編の二巻目。やはり、いい。漫画版ももちろんいいのだが、文章で読むと、独特の間合いが、この平安の時代を感じさせるものがあって、またいい。

12/24  「怪文書スキャンダル読本」
                        ワニの穴9 ワニマガジン社 ¥857 ★☆☆☆☆
芸能・マスコミ、政治・経済・事件、インターネット・その他、の三部構成で、様々な「怪文書」とよばれるものの紹介をしている。執筆者が多彩なのは読ませるところではあるが、できればもっと羅列するか、それとも掘り下げるかのどちらかにしてほしかったところだ
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